壱岐島は予想以上に遠かった。ドライブ9時間+フェリー1時間40分だが、ギリギリではフェリーに乗せてくれないので、30分以上前に到着する必要がある。それと島内移動をあわせると、片道約12時間の道のりだった。帰路は4102市内のYU1519ですっきりした後、山陽道で発生していた渋滞を避けて中国道で帰ってきたが、夏場の夜間の中国道は、フロントガラスに小虫が多数あたるので困ったもんだ。

今回メインリグとして固定機IC-756PRO2(50W改)を持っていたのは大正解。予定どおりスプリット運用を多用したが、いつものIC-7000Mとは操作性が大違い。特にスプリットからシンプレックスに戻るときの周波数設定ミス(A/Bに入れ替え忘れ)が皆無になった。RIT対応も専用ツマミで楽々だし、バンドチェンジも専用キーで瞬時。そのほか、バンドスコープによってバンドの開け具合が手に取るように分かった。それから、ANT端子が2個あるので、HBでは八木とLWをスイッチポンで切り替えることができ、カスカス信号のピックアップに効果があった。

先日購入したミニコンロも大活躍。湯がすぐに沸くので、移動先でラーメンは食えたし、さらにパックご飯を温めて、米を食うこともできた。やけどをしたり、カレー用のスプーンを忘れたりしたミスはあったが、このコンロは買って良かった。今後の宿泊付き移動では活躍すると思う。

4210市は国内的には雑魚だと思うが、意外に呼んでもらえて楽しかった。ただし、大きなパイルになることはなく、Maxでも同時に5局程度なので、国内向けにスプリットを使うことは一度もなくスムーズに捌けた。DXはEUがメインだったため、連続呼びや指定無視が横行し、効率は多少下がったが、おかげさまでハンドリングが楽しめた。一文字も合致して無くても呼んでくるのだから、相手は必死のパッチというのが分かる。時々、数回リターンしても応答が無い場合があり、XFCを押してみたら、LIDがオンフレで呼び続けてQRMになっていたようだ。

Worked entity: 59
4J 4X 9A 9H 9M6 A6 BV BY CE9 CT
DL DU EA EA6 ER ES EU F G GM
HA HB HL HS I JA K KL LA LU
LY LZ OE OH OK OM ON OZ PA PY
S5 SM SP SV SV9 TK UA UA9 UN UR
VE VK YA YB YL YO YU Z3 ZL
各国から熱いコールをいただき、うれしい限り。

同じ場所に移動される方へのアドバイス
・トイレが少々遠い(登り200m程度)ので、水分摂取は控えめにした方がベター。また洗顔や手洗い用などに水を多めに持っていった方がベター。
・今回はたまたま改装休業中だったが、徒歩15~20分くらいのところに温泉があるので、わざわざANTをたたんで車で向かわなくても入浴可能。
・車で約5分のところに大型スーパーがあるので、食材は島内で十分に調達可能。

ご参考
写真のQSLは1枚ずつ光沢はがきにカラープリンターで出力するため、ダイレクト専用とさせていただきます。ビューロー経由では従来通りの色上質紙にモノクロ印刷したQSLを送付させていただきます。