
●運用地 壱岐市 岳の辻 西側駐車場
●運用日時 9/13 1326z - 9/15 2243z
●交信局数 1900QSO (Dupe含)
●走行距離 往復1458km(陸走) + フェリー
先週末は黒点数の減少によりCondxがいまいちでトータル2kQには届かなかったものの、それでも遠征した甲斐のある結果となった。お相手いただきました各局、どうもありがとうございました。ログはHPにアップ済みですので、ご確認ください。
DX/JAの割合 (Dupe含)
DX 1062Q 55.9%
JA 838Q 44.1%
モード別QSO数 (Dupe含)
CW 1788Q
RTTY 75Q
SSB 37Q
バンド別詳細は下記参照
(黒字:SSB 青字:CW 桃字:RTTY)
(144は全てFO29、430は全てVO52)

しかし、今回はトラブルが多かった。
・まずフェリーの2等船室のクーラーが効きすぎで寒く、往路はデッキで過ごしたため仮眠できず。(復路は車から毛布を持参して快適に睡眠)
・島に到着後、近所の湯川温泉(YU#なし)に行ったところ、事もあろうに施設改修中で休業中だった。
・そのため、10kmほど離れたYU1524に向かったが、案内表示に従って向かったところ、途中の橋が工事通行止めで、思いっきり迂回させられた。(別の道で行けば半分くらいの走行距離で行けたことが帰路に判明)
・なんとかYU1524に着いたが、日帰り入浴施設が見あたらなかった。(看板もない)。やむなく足湯を開放していた旅館に電話したら、0.5k円で入浴させてくれた。しかしそこのお風呂は終始貸し切り状態で最高だった。
・気分良くして、岳の辻に到着し、セッティングを始めたら、御柱の上段用ステー用リングが無く、風もあったので、上から2段目を縮めて設置せざるを得なかった。(ステー用リングは24009B村での実験箇所に置き忘れてきたと思われる)
・土曜朝、ラーメンを食うために湯を沸かして、小鍋の蓋を素手でとったら、指をやけどして水ぶくれに。
・前夜のプレ運用では問題はなかったが、土曜朝に運用を始めたら、IFかPCに高周波が回り込んで、IFが誤動作しまくり。RTCLもおかしくなり、IQK局のHPからダウンロードして再インストールした。手持ちのフェライトコアを全部投入し対策して回り込みは止まったが、結局、最終的にWIN7のシステム復旧を余儀なくされた。これの復旧にかなり時間がかかった。しかし、もしRTCLの自動生成バックアップファイルが無かったら、それまでのログを全て失うところだった。
・CWの自作キーイング切替器(リグ2台の切替)の、スイッチが不良で、時々電波が出っぱなしに。さすがにスイッチの予備はないので、正常に動作する置き方でそおっとしておく方法で最後まで凌いだ。
・土曜日にいきなりサブPC冷却用の外部FANがご臨終。ファンレスのサブPCはその後温度が上がると劇遅になってネット書き込みにも支障がでたため、そのたびに電源を落として冷やすしかなかった。
・土曜昼、パックご飯とレトルトカレーを鍋で温めて、さあ食おうと思ったら、スプーンが無かった。やむなく箸で食ったが、最後はすするしかなかった。レトルトカレーは2袋買って持って行ったが、結局もう1袋は食わず。
・日曜日、台風18号の影響で風がますます強くなり、御柱の、伸ばしていない段の締め付けリングは力一杯締めてはいたが強風でANTが左右に回ってしまった。よって、最終的に最上段からのステーはとれないが、8mのフルアップを決行。(受風面積を減らすためにSATビームは撤去)
・結果的に打ち上げ角が下がって、さらに飛ぶようにはなったが、日曜の夜から突風が吹くようになり、御柱のきしみ音と不安で満足に眠れず、月曜未明の朝3時(JST)、強風の中、御柱を縮めてビームを撤去。よって月曜朝は10mLWのみの運用となった。
・LWについても、強風でしなってビームにぶち当たったり、さらに何度も運用中に自動的に縮んでしまい、その度に車外に出ての対応が必要となった。
・この強風は車が揺れる位の強さだったため、脚立が倒れたり、鍋の蓋が飛んでいってしまったりした。
・職質AJAの2ポイント目ゲット。土曜日の朝1時(JST)頃にいきなりお見えになった。
・この駐車場からはトイレが少々遠かった。(東側駐車場だとロケは悪いがトイレは駐車場内にある)
・ここは見晴らしがよいので、毎日朝の6時前から来場者があり、昼間は家族連れ中心、夜はアベック中心、深夜は威勢のいい若者が来場し、意に反して大変にぎやかだった。その中でジモティ2局から別々に来訪を受けた。お一人からは自作の壱岐産コシヒカリをいただけたのは朗報。
最後に
隠岐と壱岐は大違い。隠岐は島によっては食料の調達すら困難だったが、自然は素晴らしかった。壱岐にはスーパー(深夜24時まで営業)、ドラッグストア、ホームセンター、コンビニなど本土の地方都市同様のショップが揃っており、無線機器以外なら、なにか忘れて行っても現地調達が可能と思われる。ちなみにネット回線は隠岐は3Gだったが、壱岐はLTEで快適環境。なお、壱岐へのフェリー代は隠岐への半額程度で済んだ。(今回は唐津-壱岐間を往復)
島から運用すると全国各地はもとより、世界からも呼ばれるのでやはり楽しい。機会があれば、また何処かの島から出てみたいものだ。