これまでRTTY testは10年以上RTCLでロギングしてきたが、さらに効率的なSO2Rをするために、バンドマップを2枚(1R用と2R用)開きたく、先週末のBARTG sprintでWTをテスト運用してみた。

なお、WTはBARTG sprintには対応していなかったが、送出NRがシリアルのため、WPXのCFGでそのまま運用してみた。(ただしRSTの送出は不要につき削除) よって得点計算はめちゃめちゃだが、テスト運用なので気にせずに進めた。

BARTG sprint結果 QSO:325, Claimed Score:不明

結局、2枚のバンドマップが開けるのは誠に具合がよいが、RTCLより使いにくい点も何点かあり、どちらがベターか難しいところだ。とりあえず来月のWPXはWTで36hフルに戦ってみる予定。

WTの方が良いと思う点
・バンドマップが2枚同時に使える。
・コールサインの前にDEが無くても、コールサインとして認識してくれる。さらにSCPファイルのデータとマッチすると、太字で表示される。
・デコード画面上で、未交信、ニューマルチが別色で区別される。
・送信ラジオの切り替えが、RTCLよりさらに使いやすい。

RTCLの方が良いと思う点
・デコード画面上のコールサインのワンクリックで、NRを送出可能。
・FIG-LTRの変換が「SHIFT」+ドラッグで1発。
・送信メモリーchが多い。
・手打ち送信で「Enter」が送出できる。

今回は上の画像のようなウインドウの配置でやってみたが、まだまだ改善の余地があると思う。また、WTでのRTTYに慣れていなかったので、SO2R運用時の裏バンドで呼ばれた際にとまどったりしたが徐々に慣れるとは思う。

では、各局、来月のWPX-RTTYでお会いしましょう。