AKB48 「Blue rose」 ②歌詞編 | アイドルソング論。

AKB48 「Blue rose」 ②歌詞編

AKB48のロックナンバー「Blue rose」

①楽曲編に引き続き、②歌詞編です。



この「Blue rose」という曲、楽曲はさることながら歌詞にも注目です。

作詞はもちろん秋元康。

AKBの曲にしては、なかなか難解な歌詞で、解釈が難しいです。



自分なりの解釈ですが、「一夜限りの恋をして、しばらく時が経った後にまたその相手と偶然再会したが、本気になってはいけない」という感じの歌詞かなと思います。



ワンナイトラブを匂わせる箇所としては、

「ありえない 青いバラみたいな いつかの夜 奇跡なら 一度だけよ」

「窓のシェイドの隙間から見えた ネオンと月と堕落に 心を閉じた」

あたりですかね。



その相手と再び出会ったと思わせる箇所は、

「どこかで 貴方を抱いた気がしてた 鎖骨のかたちを知ってる」

「ありえない 神の仕業に 恋の過ち 忘却は 愛しさの出口」

「名前も覚えていない罪深さ 確かに 私は愛したわ」

時と共に変わっていく顔や髪型ではなく鎖骨で思い出したり、名前も覚えてなかったりで、その時からだいぶ時間が経過していることが伺えます。



深い関係になるのを拒んでると思わせる箇所は、

「忘れてよ 青いバラなんて 夢か幻 奇跡なんて 起きてないわ」

「忘れてよ 私のことを 愛したのは 一瞬の本能の迷い」

奇跡的に再会したのにこれほど否定してるのは何か理由があるんでしょう。

それ以上を読み取ることは出来ませんが。




ちなみに、Blue rose(=青いバラ)には「不可能」という意味があるらしいです。

青いバラを作るなんて不可能だと言われていたからです。

転じて、この曲では「ありえない」みたいなニュアンスで用いられているのでしょう。


そして赤いバラは情熱を感じますが、逆に青いバラはクールな印象を受けます。


この「Blue rose」という単語は「ありえない」という意味と、クールな印象という2つの要素を持っています。


楽曲はクールでかっこいいロックな曲です。

歌詞はありえない出来事を謳っている詞です。


曲のタイトルであるこの「Blue rose」という一つの言葉が楽曲と歌詞をつなぎ合わせているのです。



やっぱり、秋元康は作詞家として侮れません。笑

この曲の歌詞はかなり幅広い解釈ができ、面白味がある歌詞だなと思いました。



③の番外編に続きます。