東北地方一週間の旅6日目の記録
この日は、太平洋側の道を海や海岸線を眺めながらひたすら南下する日で、特に予定はぎちぎちにあったわけではなく。
宮城県から青森県に上がっていってから、日本海側の道を南下して来るルートの方が希望だったのですが、父親が昔の太平洋側の海岸線沿いと東日本大震災後の海岸線沿いの様子の違いが見たいというので、太平洋側を通るルートになりました。
温泉に関しては、日本海側の方が多いので、日本海側を希望していたんですがね。
さて、龍泉洞温泉ホテルを出てほどなくして、途中で休憩に寄った岩手県宮古市の”道の駅たろう”にて、近くに東日本大震災の時にダメージを受けた建物が、防災教訓の観点からそのまま残されていることを知り、行ってみることに。
”たろう観光ホテル”です
ここは高さ17mを超えるとも言われる津波の被害を受け、4階まで浸水、2階までは柱を残して流出したそうです。
その後、ここからほど近い場所にある、”震災メモリアルパーク中の浜”にも訪れました。
震災前はキャンプ場だったらしく、地震や津波によるダメージを受けた施設をそのまま保存してあります。
真ん中に見えるのは震災前の炊事棟、右に見える屋根はお手洗いです
近づいて間近で見ると、当時大変な状態になったことがうかがえます
17mのここまで津波がきましたよという印
この日は良く晴れ、たんぽぽが咲き誇り、木々からは鳥のさえずりが響き、平和な雰囲気そのもの。その中で、悲惨な記憶を残す建物が、その対比で、何か本当に不気味に感じられました。
今のこの平和な状況に、感謝をせずにはいられない気持ちになりました。
その後は、予定していた観光スポット、浄土ヶ浜へ
父曰く、むかーしむかしは、浄土ヶ浜まで車で乗り付けられたそうですが、今はこのビジターセンターの駐車場に停めて、エレベーターで下に降りてから、徒歩で浄土ヶ浜までむかいます
ウミネコに餌をあげて戯れられる船が、停泊しています
透明度の高い海に感動、青い空白い石浜、奇石が作る景色は独特の光景です。
石浜の石をじっと見ていると、ヤドカリが歩いているので、一緒に遊べますよ
いつまでも眺めていられるような、平和で美しい場所でした
その後、さらに南下途中で休憩に立ち寄った”道の駅高田松原”には東日本大震災津波伝承館があり、短時間しか滞在はできなかったものの、見学して学びを得ました。
ここで有名なのは”奇跡の一本松”。周りの松は全て津波にさらわれましたが、一本の松だけ近くにあった建物のお陰で波にさらわれなかったことから、その名が付いたそうです。
しかしながら、その松も海水の影響で傷み、翌年には枯れてしまったそうで、今ここに立っているのは元の木の根株をできるだけ残し、その上に別の素材で木を再現したモニュメントだそうです。
奇跡の一本松までは行く時間がなかったのですが、道の駅を後にした時、車から小さくではありますが、その姿を見ることができました。
そして、この日の最後の観光地とお宿のある宮城県松島に到着です
ここでは、”松島 島めぐり観光船”の仁王丸コースで50分間日本三景松島の景色を堪能しました
船内では、ずっとアナウンスで島々の説明を聞きながら眺められます
乗った時に船内で追加料金を払うと上の2階席に座れ、更によく島々を眺められるようです
(私たちはそのまま1階席に座りました)
船が折り返してしてしばらくすると、この島めぐり観光船が震災のその時どんなことがあったのかの説明のアナウンスが流れ、耳をかたむけました。
このようにして、過去に葬るのではなく、話し伝えていくことは、記憶を薄れさせない為に大事なことですね。
次回は、最終日です





















