ぽにょ。 -42ページ目

仲間の手

小中と野球小僧で
自信をもって
私学高校野球を
やろうとする部員は
やっぱりプライドがある。

かつてチームの中心で
活躍してきた部員が
「オレのせいで
お前らに追加メニューが
くるなんて申し訳ない」
と悩む。

ムスコは
この時、とても冷たかった。

あんなに
悩んでるのに
どうして聞いてあげないの
と私は叱った。

今なら分かる。

悩む部員からしたら、
ムスコのような
チビガリに
アドバイスなんか
されたくはないのだ。

やっぱり
チームの中心部員が
彼らのグチを聞き
彼らを引っ張りあげる。

ランメニューでは
汗だくの彼らを押すムスコや
へばってきた彼らと
手をつなぎ、
引っ張る部員がいた。