ぽにょ。 -36ページ目

あきらめたくない

どこのチームにも
象徴的選手がいて、

それが四番打者だったり
エースだったりします。

先輩チームがAとするならば
ムスコ達はBチームとして
各高校と練習試合をして
経験を積んでいきます。

ムスコ達も少しずつ
メンバーが固定されつつ
ありました。

スタメンから外れ
ベンチから、または
ネット裏で
試合を見るしかない
選手も出てきます。

ムスコも
その一人でした。

中学野球で
コンビを組んだ部員は
スタメンに、
自分はベンチに腰掛けて
ただ声を出す。

チビガリの自分が
打ったところで
飛距離もパワーも無いし

守備には
自信があっても
同じ守備位置を
争う部員の方に
打率も負けてしまう。

焦りもあったと
思うのですが
母には、何のグチも
いう事はありませんでした。

まだ、あきらめたくない。
絶対に休まない。
絶対に故障なんかしない。
リタイヤなんかしない。

それだけは
ポツリと言いました。

そんな気持ちは
ムスコだけでは
ありませんでした。