メシアの読書感想 夏川草介【神様のカルテ】 | メシアのモノローグ~集え!ワールド・ルネッサンスの光の使徒たち~
- 神様のカルテ (小学館文庫)/夏川 草介
- ¥596
- Amazon.co.jp
-
-
- すこぶる評判のいい感動作らしいので期待して読んだのですが、非常に残念な作品でした。
-
-
金や名誉などどうでもいい系の良心的な青年医師と、個性的な仲間たちによるあたたかいお話で、1話、2話、3話という構成になっています。しかし、1話を読み終えてあとを投げました。なんの事件もなんのドラマもなく、平凡な日常がたんたんと続くだけだからです。いわゆる【つかみはOK】的なものがまったくありません。
-
-
『2話から事件が起きるよ』といわれても読む気にはなれません。第1話で読者のハートをがっちりゲットしないといけないのは常識以前の話。それすらもできない作家の本には興味はありません。
-
-
- 6段階評価(論外←いまいち←普通→いい→すごくいい→神)
-
ストーリー━━いまいち
-
人物描写━━普通
-
心理描写━━普通
-
風景描写━━普通
-
読みやすさ━━普通
-
構成力━━いまいち
-
満足感━━論外
-
-
-
- 目次へ
メシアのモノローグへ

