メシアの読書感想 夏川草介【神様のカルテ】 | メシアのモノローグ~集え!ワールド・ルネッサンスの光の使徒たち~

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混迷をくり返す世界を救うべく、ひとりでも多くの日本人が現代に生を受けた意味に気づかなければなりません。世界を救うのはあなたの覚醒にかかっているのです……。

神様のカルテ (小学館文庫)/夏川 草介
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 すこぶる評判のいい感動作らしいので期待して読んだのですが、非常に残念な作品でした。
 
 
 金や名誉などどうでもいい系の良心的な青年医師と、個性的な仲間たちによるあたたかいお話で、1話、2話、3話という構成になっています。しかし、1話を読み終えてあとを投げました。なんの事件もなんのドラマもなく、平凡な日常がたんたんと続くだけだからです。いわゆる【つかみはOK】的なものがまったくありません。
 
 
 『2話から事件が起きるよ』といわれても読む気にはなれません。第1話で読者のハートをがっちりゲットしないといけないのは常識以前の話。それすらもできない作家の本には興味はありません。
 
 
6段階評価(論外←いまいち←普通→いい→すごくいい→神)
 
 ストーリー━━いまいち
 
 人物描写━━普通
 
 心理描写━━普通
 
 風景描写━━普通
 
 読みやすさ━━普通
 
 構成力━━いまいち
 
 満足感━━論外
 
 
 
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