貧困をなくす新世界観記事に、これまで次のような反論コメントを入れられてきた。
コメント①
メーカーは一つだけあればいいともいうのでメーカー間の競争はなくなり、製品の品質は凄まじい勢いで低下する。
コメント②
それと病院が少ない、医師が少ない……。「なら増やせばいい」と言う考えも貧困と格差を無くす方法の記事で見ましたが、容易に増やせばいいと言いますが、「医師になるために勉強するよりトイレ掃除業者になって大豪邸に住む方が気楽でいいな」という人が増えてしまったら無料で勉強を受けられるとしても医師になろうとする人が減ってしまうことだってあります。
コメント③
アニメやゲーム、漫画、音楽、スポーツ観戦などの娯楽産業が無くなると人の生活の質が低下し何に楽しみを見いだせばいいのかわからなくなり楽しみも無くただ働くことに疑問を持ち、働くヤル気を失ってしまった人やただ命令されるがままに働き続け、生活するだけのロボットのような人たちで溢れてしまいます
と、このようなものなのだが、失礼を承知ではっきりいわせてもらうと━━
どうでもいいカスみたいな意見
━━である。
貨幣があるからこそ貧困という現象が起きるのだ。
貧困という現象があるからこそ、毎年世界で1000万人以上の子供たちが5歳未満で死んでいるのである。
5歳未満で死んでいった子供たちの立場からいわせれば、製品の品質が低下するだの、医者が少なくなるだの、労働意欲が低下するだの、そんな話どうでもいいこと以外のなにものでもない。
メーカー間の競争がなくなって製品の品質が低下する代わりに、1000万人の子供たちの命が救われるのなら上出来ではないか。
トイレ掃除につく人間が激増し、医者を目指す人が激減する代わりに1000万人の子供たちの命が救われるのなら上出来ではないか。
娯楽産業がなくなって庶民の楽しみがなくなる代わりに、1000万人の子供たちの命が救われるのなら上出来ではないか。
しかし、メシアの新世界観に大きな欠点はないので、製品の品質が落ちたり、医者が少なくなるといったことは実際には起きはしないが。