本物の救世主による世界変革と、人々の幸福な人生の邪魔をする“偽救世主”。しかし偽救世主と一口にいってもタイプは多く存在する。代表的なものを3つほどあげようと思う。
Aタイプ━━金儲け目的の詐欺師
Bタイプ━━目立ちたがり屋のホラ吹き
Cタイプ━━妄想虚言症の病人
このうちAタイプは一発で見抜けると思う。口では『世界平和』だの『人類救済』だのと美辞麗句を並べながら、世界の貧困に苦しむ人々を横目に贅沢な暮らしをおくっている輩だ。
Cタイプも簡単にわかると思う。いっていることが意味不明で支離滅裂な人間なだけなのだから。
最も見極めるのが難しいのがBタイプの偽救世主である。別に金儲けに精を出しているふうでもなく、病人という印象も受けない。
しかし、Aタイプの偽救世主に匹敵するほど注意しなければならない危険な存在といえる。
偽医者にたとえればわかりやすいだろう。医者の免許もない上に医学の勉強も積んだことがないにもかかわらず、自己顕示欲と虚栄心目的で医者を自称する偽医者がいたとする。その偽医者のデタラメな指示どおり薬を飲んだり、生活をおくったり、さらには手術を施されたりしてしまったら、病気がさらに悪化したり死亡したりしてしまうことだろう。
Bタイプの偽救世主もそれと同じことである。デタラメな教えや指導によって人生が狂わされたり、生活が破壊されたりする恐れがある。私はそうした事態をできる限り0に近づけるべく、Bタイプの偽救世主と感じる人間をバッシングしているのだ。
ちなみにCタイプの偽救世主で1番心配なのは、偽救世主本人の将来である。1日も早く病気を治して、正常な社会人として日々をおくれるようになってもらいたい。