貧困をなくす新世界観に寄せられた質問への返答④ | メシアのモノローグ~集え!ワールド・ルネッサンスの光の使徒たち~

メシアのモノローグ~集え!ワールド・ルネッサンスの光の使徒たち~

混迷をくり返す世界を救うべく、ひとりでも多くの日本人が現代に生を受けた意味に気づかなければなりません。世界を救うのはあなたの覚醒にかかっているのです……。

質問
 貴方は経済とその歴史をしっかり学んだんですか?

 
 貴方がいう貧困、格差を無くす方法は基本的に物々交換と同じような物と言っても過言ではないんです

 
 その物々交換は文明が発展した現代じゃ不便なんですよ

 
 そもそも貨幣制度は縄文時代頃に発達していた、物々交換によって発生する問題を解決するために誕生した制度なんですよ

 
 例えば紙を作っている人と車を作っている人がいるでしょ

 
 紙の材料はパルプという植物繊維で出来ています

 
 一方で車の方は様々な種類の金属やプラスチックなどの材料が集まっています

 
 車の方がパーツの数が多いので紙と車どっちが作るのに手間がかかるかなんて一目瞭然ですね

 
 例え貨幣制度を無くし、金銭的な価値は紙と車が同じになっても物質的な価値は車の方が紙よりも高いという事実は動きません

 
 貴方は「何らかの生産的活動をすればそれぞれ平等に生活必需品が与えられる」と言っているけど、物質的な価値が車よりも明らかに劣る紙を生産している人が車を作っている人と同じだけ物を貰えるなんて物々交換の交換の土台である等価交換に乗っ取った経済じゃないですよ

 
 等価交換に乗っ取っていない物々交換になると個人の価値観の違いなどから揉め事などの様々な問題が発生します

 
 それを防ぐために貨幣が誕生したのです

 

 

 
メシアの返答

 
 紙の仕事と車の仕事の関係━━それはほかの記事にも書いた“トイレの仕事と医者の仕事の関係”とほぼ同じようなものです。

 

 
 紙の仕事は作業が楽というメリットがある反面、人気や尊敬を集めづらいというデメリットがあります。

 

 
 一方、車の仕事は作業がたいへんな代わりに、人気や尊敬を集めやすいという特典があります。

 

 
 たとえば“これまでにない革新的な紙”を開発したとしてもさほど話題にはならないでしょうが、“これまでにない革新的な車”を開発したとなれば、世界中から脚光を浴びてときの寵児に躍り出ることができます。同業者たちからは憧れられ、女性たちからもモテモテです。

 

 
 紙の仕事と車の仕事━━どちらにも一長一短があり、プラマイゼロ、どちらが得でどちらが損かという答えは人それぞれの価値観しだいになるというわけです。よって揉め事は起きることはないと思います。

 

 

 

目次へ

メシアのモノローグへ