戦争を終わらせる新世界観に寄せられた質問への返答④ | メシアのモノローグ~集え!ワールド・ルネッサンスの光の使徒たち~

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混迷をくり返す世界を救うべく、ひとりでも多くの日本人が現代に生を受けた意味に気づかなければなりません。世界を救うのはあなたの覚醒にかかっているのです……。

質問
 そこでひとつひとつの戦争や紛争の勃発原因を細かく調べ、加害者側の国に謝罪をさせたいと思う。そうすれば被害者側の国の怒りや憎しみは薄まるはずだ。

 
 では、どのような謝罪をさせるか?戦争とは基本的に少数の政治家が企てたものなので、国のトップ他10人ほどをしょっぴき、彼らに拷問の刑罰を与えればいいだろう。

 
 貴方は記事の中でこう語っている部分もありますね

 
 戦争の原因を作った人物、いわゆる戦争犯罪人を裁いてもやられた国民の憎悪を薄めることは出来ないと思います

 
 何故なら、第二次世界大戦が終わり大戦の原因になった戦争犯罪人は全員裁かれましたが、アメリカや中国の中にはいまだに日本人に激しい憎悪を抱いている人がいるのです

 
 現に中国では尖閣諸島の問題と世界大戦の憎悪が重なって大規模な反日デモが発生しました

 
 これは政府や誰かに命令されたわけでもないのに尖閣諸島国有化を日本が宣言したとたんに起きました

 
 それにデモ隊の一部の過激派の中には世界大戦の仕返しと尖閣諸島を奪うために日本と戦争をする気満々の人もいます

 
 これでも戦争犯罪人を裁けば憎しみが薄まると言えるでしょうか?

 
 憎しみが薄まっていたのなら中国の反日デモもあんなに大規模なものにならなかったでしょう

 
 中国よりは少ないかもしれませんが、アメリカの人たちも真珠湾を攻撃した日本人を憎んでいる人は大勢います

 
 中には世界大戦の時代とは関係ない若者たちも日本の真珠湾攻撃の事件を学び、日本人にたいして憎悪を抱くこともあるそうです

 
 そしてその憎悪が新たな戦火の火種になりその戦争がまた憎悪を生む

 
 この繰り返しです

 

 

 
メシアの返答

 
 たとえば戦争で、自分の恋人が敵国の兵士たちに強姦殺害されたとします。

 

 
 その1年後、終戦をむかえ、敵国が謝罪し、敵国のトップが処刑されたとします。

 

 
 たとえ恋人が強姦殺害されたとしても、私はそれで納得します。敵国に対する憎しみはほとんど残りません。

 

 
 なぜ納得できるのか?“それで納得するしかないから”です。

 

 
 恋人を殺害した兵士たちも国の指示で戦争を戦ったある意味での被害者です。その人たちをはじめとする兵士たち、敵国を終戦をむかえてもなお憎み続けるというのはあまりに子供っぽい感情です。

 

 
 『戦争が終わり、相手は謝罪し、相手の代表が裁かれたのだから、それでもなお相手の国を憎み続けるのは筋がとおっていないおかしい感情なんだよ』━━という教育を幼い頃からしていけば憎しみの感情はやがて消滅していきます。

 

 
 ちなみに中国の反日デモについてですが、国の命令がなかったとしても国家的な洗脳の影響が大半だと思います。中国では小さい頃から反日教育が施されていますし。

 

 
 また、反日デモの中にはどさくさにまぎれて、中国政府に対するデモをおこなった人たちもたくさんいます。あの反日デモはそうした複雑な面を持ったものだということです。

 

 

 

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