先日、ハマーさんという方から次のようなコメントを入れられた。
アセンションの真相
アセンションとは人生に疲れ「何もかも全て世の中が悪いんだ!!」と自分がうまくいかないのを世の中のせいにして、自分の力で悪い状況から抜けようとせずに人や神などのものに頼ってばかりいるバカな人たちが考えた妄想です。
自分はメシアやアセンションはもちろん神も信じていません。
くだらない妄想などしている暇があるなら少しでも状況が良くなるように努力した方がいいです。
メシアの論証
一見、客観的な視点からもっともなことをいっているように見えるかもしれないが、こういうことをいう人こそが世界の悲惨な現実をなにも知らない“平和ボケ日本の象徴”なのである。
全人類ひとりひとりに、たしかに“時間”は平等に与えられている。しかし、その時間を努力に費やしたくても費やすことができない環境に置かれた人たちというのがいるのだ。
たとえば現在、貧困から学校に通えず、過酷な児童労働をしいられている子供が世界には2億人以上いる。
彼らは勉強をしたくても勉強ができない。
そのためいい会社に入りたくても入ることができない。
つまり、人生をいいものにしようと努力したくてもできない人たちなのである。
無論、2億人以上の児童労働者はほんの一例であり、そうした環境に置かれた人は世界にはまだまだ何十億人といる。彼らを救うには救世主的な超人があらわれ、人類史的大革命を起こして世界のシステムを根本から改変する必要があるのだ。それを我々は一般的に“アセンション”と呼んでいるというわけなのである。
きっとハマーさんは大富豪の家とまではいかなくとも、それなりの家庭で生まれ育ち、それなりの苦悩はありつつもそれなりの人生をおくってきた人なのだろう。世界にはその“それなりの人生”すらまったくおくることができない人たちが膨大にいるのである。
ハマーさんのような意見の人はたくさんいると思われるが、世界の現実をもっと勉強してから私に再挑戦しにきなさい。