質問者
竹内文書の信ぴょう性はどのくらいあるのですか。
ベストアンサー(仮名Dさん)
今時、「竹内文書」の「信憑性」を聞いてくる人がいるのが信じられませんが…
「竹内文書」は正式には「神代文字神霊宝巻」と言い、「天津教教祖」竹内巨麿の家に代々伝わる「文書」として昭和3年に発表されました。
ただ発表するきっかけとなったのが、昭和2年に山根キクや酒井勝軍らによって発見された青森県戸来村の「キリストの墓」の「証明」の為と言う「いわくつき」の代物です。
それだけでも充分怪しい「竹内文書」ですが、記述内容も、「ミヨイ、タミアラ等の超古代大陸の存在」「ヒヒイロカネ、天浮舟等の超科学の存在」など、派手で荒唐無稽な記述が多く、それゆえに日本の「トンデモ論者」には格好の「エサ」になってます。
「竹内文書」は「古文書」にもかかわらず改訂されているのも特徴で前述した「超古代大陸の存在」は発表当時の文献には見られず、戦時中に改めて刊行された物に「地図付き」で記載されているのが確認されています。
最後に「竹内巨麿」についてですが、「キリスト、モーゼ、釈迦は日本で死んだ」と唱えた「山根キク」、「日本のピラミッド伝説の創始者」「酒井勝軍」、「トンデモ景教学者」「佐伯好郎」、「源義経=チンギスハン説の大家」「小谷部全一郎」などと同等の「トンデモ論者」で有名です。
ついでながら、「竹内文書」は学術的には全く相手にされていません。
メシアの論証
まず━━『「竹内文書」は「古文書」にもかかわらず改訂されているのも特徴で前述した「超古代大陸の存在」は発表当時の文献には見られず、戦時中に改めて刊行された物に「地図付き」で記載されているのが確認されています』━━という文。
もともと竹内文書というのは、一冊の書物としてまとまっていたものではありません。“竹内文書”とは竹内家に伝わる膨大な歴史資料の総称なのです。そのため発表当時の内容と、数年後に改めて発表された内容に多少のちがいがあっても不思議なことではないでしょう。最初にまとめて発表した際にはくわえることを忘れていた情報を、改めてまとめて発表する際につけくわえた━━ただそれだけのことでしょう。
次に━━『最後に「竹内巨麿」についてですが、「キリスト、モーゼ、釈迦は日本で死んだ」と唱えた「山根キク」、「日本のピラミッド伝説の創始者」「酒井勝軍」、「トンデモ景教学者」「佐伯好郎」、「源義経=チンギスハン説の大家」「小谷部全一郎」などと同等の「トンデモ論者」で有名です』━━という文。
山根キクなどがトンデモ論者と誰がきめたのでしょうか?決定的な証拠は?彼らの主張が真実で、彼らをトンデモ論者呼ばわりする人たちがまちがいという可能性もあるでしょう。Dさんにはもう少し具体的な根拠をあげてもらいたい。
最後に━━『ついでながら、「竹内文書」は学術的には全く相手にされていません』━━という文。
それはそうでしょう。一般常識と竹内文書は1から100まで内容が異なるのですから。
しかし、信じられている一般常識が改竄された、捏造された偽の知識だとしたらどうなのでしょうか?すべてはこれから明らかになっていきます……。
ところでDさんは━━『今時、「竹内文書」の「信憑性」を聞いてくる人がいるのが信じられませんが…』━━などといっていますが、これから━━
「いまどき、竹内文書を偽書呼ばわりする人がいるのが信じられませんが……」
━━といった言葉を口にする人が世界中にあらわれはじめることでしょう(笑)