私がよく通う本屋のそばに理容室があるのだが、その前を通るたびに理容室のチラシを渡され続け、受け取るのを断るのが面倒臭くてかなわない。しかし、その理容室も客を獲得するべく日夜必死の思いで運営しているのだろう。
というのも、私がよく通う本屋を中心にして、半径1㌔くらいの中に理容室が8軒くらい存在するのだ。
本屋から出てすぐ目の前にチラシを配り続ける理容室があり、ちょっと歩いたらちがう理容室があり、またちょっと歩いたらまたちがう理容室があり、またちょっと歩いたら『え?ここにも理容室があんの!?』といった感じで次から次へと理容室が建ち並んでいるのである。
無論、一店一店名前のちがう理容室であり、きっと彼らは他店と日夜、しのぎを削る競争に明け暮れているのだと思われる。
そういえば以前、客足が伸びないため収入がほとんど入らず、自殺をしてしまった理髪師の男性の話をテレビで見たことがある。
このように理髪師というのは、店にひとりでも多くの客がきてくれなければ死活問題に発展する職業であり、私がよく通う本屋周辺の理容室もオシャレで華やかな外見とは対照的に、裏ではライバル店との壮絶な戦いがくり広げられているのだと思われる。
しかし、アセンション後の新世界ではそのような競争はしなくていい。無数にある理容室をひとつに統一すれば、ライバル店と客の奪い合いなどする必要はなくなるのだから。そのためアセンション後の新世界では、ひとつの地域に理容室は男性専門店と女性専門店の2軒で充分になるだろう。詳しくは━━
世界中のすべての貧困・失業者・経済的不公平を一夜のうちに消滅させる新世界観
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