現在の1日の勤務時間、労働時間の平均は、だいたい7、8時間くらいだと思われる。
これから地球は究極の大奇跡アセンションをむかえるわけだが、アセンション後の新世界の勤務時間、労働時間は現在の半分以下になると推測される。
私の考案した━━
世界中のすべての貧困・失業者・経済的不公平を一夜のうちに消滅させる新世界観
━━これによって世界から失業者が完全にいなくなり、さらにニートの人間もひきこもりの人間もホームレスの人間もひとり残らずいなくなる。全人類ひとりひとりがなんらかの仕事を気軽に持つことができるようになるのだ。
さらに貨幣経済がなくなるので、たとえば銀行で働いてきた人たち、証券会社で働いてきた人たち、カード会社で働いてきた人たち、投資家の人たちなどもひとり残らず全員、なんらかの生産的労働をこなす新しい仕事につく必要がある。
つまり、生産的労働をこなす人間の数が飛躍的に増大するというわけなのである。これがなにを意味するかおわかりだろうか?
たとえば今まで100人の労働者で働いてきたパン工場があったとしたら、アセンション後は労働者の数が500人くらいに増えるようになるというわけなのだ。
労働者が100人から500人に増えたわけなのだが、パンの生産量は単純に計算して5倍になる。ゆえに1日の労働時間が大きく減るようになるというわけなのである。
……1日8時間以上、馬車馬のように働き続けている世界中の人々よ。アセンション後の新世界では労働時間が現在よりも大きく減る上に、これまではまったく無縁だった豪邸や高級車なども思いのままに得られるようになるのだ。それまで辛抱強く働き続けて社会を支えていてくれ。