第10回の今回は宗教からの脱退に悩む方への返答をとりあげてみた。
相談内容
いつも拝見させて戴いてます。とても勉強になり感謝しています^^。
私は50過ぎの男性で、家庭を持ち一人で自営してます。
昔からある宗教組織に属しています。昔はとてもいい組織だと思っていましたが、最近は組織から抜けたいと思っています。
様々な購入や寄付を要求されるので、もちろん強制ではありませんが、お付合いもあるし出費せざるをえません。
必要なきモノのお付合い購入が一生続くのかと思うとうんざりしますし、独善的な考え方も好きではありません。
ただ、家族はその宗教組織に熱心ですし、出来れば波風はたてたくありません。
さらには、自営業のお客様にもその宗教組織に属してる方が何人もいますし、もし私が組織から抜ければ今後の取引や収入にも必ず影響します。
仕事は生活の糧なので、大切にしたいと思います。出来れば抜けたいのですが、そういったしがらみがあり困っています。ご意見を頂けれは幸いです。
私は大いなる存在、宇宙・神(仏)は一つなのでは?そんな気がしています。そして我々はその神(宇宙)の分身、そんな気もしています。
さらには、全ての人達は繋がっている。例えば木の幹は一つで、枝葉が別れてるようなもの。その意識が枝葉たちにないだけで、ホントは私はアナタ・アナタは私、そう思うのです。
ユングの集合的無意識は、そのことを表してると思います。肉体の形は様々ですが、我々の本質は魂(精神)だと思います。なので、意識や言葉にはとてもパワーがあると思います。
よく心の情景が現実を創造すると言われますが、それもある意味事実だと思います。瞬時に現実が変化するわけじゃなくても、人生や生活のベクトルは心に描いてる方向に向く・・そう思えるのです。
潜在意識や意識のパワーは素晴らしいものがあると思います。特に感謝のパワーは純粋で、とても素晴らしいと実感しています。良き事を思い・良き言葉を使い・良き行動をして、感謝の気持ちで生きていけば、幸せは創造していける。宗教組織は必要ないと思うのです。
ただ、信仰心は大切だと思います。それは特定の宗教組織に属するのじゃなく、天や宇宙に感謝・見えない存在に感謝することだと思います。
そして、自分を愛で自分を楽しませて心地よくしてあげること、すると自分の内なる神が喜ぶし、人にも自分が嬉しい分、おすそ分けも出来る。「ありがとう♪」の連鎖が、嬉しい連鎖が起きる。そんな生き方が一番いいのでは?そんなふうに思えてならないのです。
龍:「す、すごい!!!この方、天才かもっ!!!」
神:「はい。あなたのおっしゃっていることが、全てです。お答えする必要がないほどです。」
龍:「おおおっ!!!」
神:「あなたの生き方を全うするために、あなたの選択をしてください。」
龍:「ぜひ!特大の自信を持っていただいて!」
神:「宗教についてのお話は以前にも少ししていますが、宗教は学問です。学ぶためにあります。宗教組織はいわば学校です。学校は卒業するものです。」
龍:「宗教は学問!このブログと同じく、卒業もありうる、と!」
神:「はい。卒業しないのであれば、研究をさらに深めて、人に伝えるために教授となり、入ってくる方に伝えましょう。『ひとつの教えに惑わされず、使われず、学びを得たら卒業しなさい』と。」
龍:「か、かっこよすぎるっ!!!」
神:「そうすれば、あなたの言う、『自分を楽しませて心地よくしてあげること、すると自分の内なる神が喜ぶし、人にも自分が嬉しい分、おすそ分けも出来る』ことにつながっていくのです。」
龍:「ああ、それはホントに素晴らしい世界ですね。。。」
神:「ただ、これは卒業したらできることではなく、今からでもできることです。」
龍:「おお!それはまた嬉しい!」
神:「あなたの選択は、あなたの内なる神様が喜ばれることですから、どうぞ、あなたが選択してみてください。そうすれば、あなたが喜び、まわりにも喜びを与えられるようになると思います。勇気を持って進みましょう。」
以上です。
●●さん、というより、既に一流の哲学者さんですね!とっても素晴らしい考えに、僕も心底感動しました!
ぜひ、今後のことは自信と勇気を持ち、ご自分でご決断いただいて、『ひとつの教えに惑わされず、使われず、学びを得たら卒業』ということを、周囲の方々に、できる範囲でお伝えいただければ、さらに多くの方の心が晴れやかになっていくのではないでしょうか。
ちなみに僕たち兄弟は、神様から「絶対に宗教は作らないように!」と厳命されている身ですし、もともとそんなつもりは毛頭ございません。
でも、宗教自体を否定しているわけでは決してなくて、●●さんのような偉大な方も輩出できる、素晴らしい教育機関にもなるということに、改めて宗教の大切さを痛感しています!
哲学極まれば、宗教・・・宗教極まれば、卒業!!!(?)
……と、このようなものなのだが、今回の神様の発言内容はトップクラスの爆笑物といえよう。
にもかかわらず、この記事にも次のような感謝・共感コメントが多く寄せられているのだ。
■感動しました!
はじめまして、●●と申します。
コメントは初めてですが、数ヶ月前から拝読させていただいています。よろしくお願いします(神様、アニキさん、龍さんいつもありがとうございます)。
●●さんの「木の幹と枝葉の例え」にとても感動しました!
私は自分のことを大切に思えなくて困っていたのですが、「私も大いなる存在(神様)の枝葉なんだ」と思えば自分を大切にできそうです。
さらには苦手な人のことも、大切に思えそうです!本当に素敵な例えをありがとうございました!
■今回も
いつも、ブログを読むのが楽しみです。
今回も、深くうなづきながら、読ませていただきました。
私は、宗教に属してはいないのですが、見えない大きな存在 のようなものが、あるのだろうと 感じています。●●さんの、書かれていたこと、私もとっても共感しました。
自分のことは、自分だけのことじゃなく、他人のことも、他人だけのことじゃなく、連鎖しあっているような。。。
「ありがとう」「感謝」の波動は、とても大きなやさしい力を持っているようにおもいます(・-・*)
■宗教☆
私は宗教には全く興味が無いですが、(詳しく知らないので、失礼があったらすみません)宗教でも他の事でも「勉強したい!」という気持ちはわかります。
『僕アニ』を読んでいると、「生きる」事に対して、腑に落ちることが沢山ありますし、選択肢が豊かに増えていきますので、勉強になり大好きです。
神様の『ひとつの教えに惑わされず、使われず、学びを得たら卒業しなさい』に感動です…愛☆自由☆自分自身(神?)♪なぜだか、世界が美しく見えてきました!!!神様、アニキさん、龍さん、感謝しています。
……と、このようなものなのだが、神様の無能ぶりをメシアの私が論証してみようと思う。
今回は相談者の方が怜悧な人格者だったので、神様はいつものような抽象的な長い説教をしづらくなってしまったようである。そのためとてもコンパクトな内容に終わってしまったところが苦笑を誘う。
そんな神様は相談者の方の質問にまったく答えというものを返していない。相談者の方は『入っている宗教をやめたいが、複雑な事情からやめるにやめられない。どうすればいいですか?』と訊いているのだ。それに対して『宗教組織は学校のようなものだから卒業しなさい』とはどういうことなのだ?宗教をやめたら様々な現実問題の壁が立ちはだかるから困っているといっているではないか。その解決策を相談者の方は求めているのだ。
そして神様は苦し紛れにこのような発言をする始末。
「卒業しないのであれば、研究をさらに深めて、人に伝えるために教授となり、入ってくる方に伝えましょう。『ひとつの教えに惑わされず、使われず、学びを得たら卒業しなさい』と。」
宗教や哲学の研究を深めるのは宗教組織に属していなくてもできる。そもそも相談者の方は所属している宗教に疑問を持っているのであり、腑に落ちない宗教の教義をさらに研究して人々に伝えろとは支離滅裂である。こんなわけのわからない返答をする神様に、僕アニ信者の方たちは不信感を抱けないのだろうか?
そもそも世界が完璧に平和で、全人類が完璧に幸福ならば宗教などというものは一切必要ないはずだ。全知全能の神様だというのなら今すぐさっさと世界を完璧に平和にし、全人類に完璧な幸福を与えてみせてくれ。そうすればすべての宗教はいらなくなり、相談者の方のような苦悩に苛まれる人もいなくなるのだから。そうした奇跡を起こすことができてはじめて神様といえるのではないだろうか?
ちなみに現存する無数の宗教という宗教が、これからひとつ残らずすべて消えていくことになる。ユダヤ教をはじめとする多くの宗教で出現が待望されている救世主がついにあらわれたので、もはや宗教というものは人類にとって必要なくなるからだ。現在、なんらかの宗教に属している人たちはこれからどんどん宗教を脱退し、相談者の方がいうように天や神に感謝する精神で人生を歩み出せばいいのである。
それは無論、僕アニ信者の方たちも同様である……。