YくんとKくんのいい争い……。
YくんはYくんなりにアドバイスをしてあげた。
しかしKくんには“上から目線の言葉”に感じられて不愉快になった。
Kくんはその胸中を書いてメールで送った。
その内容をYくんは“罵倒”と表現した。
しかし、けっして“罵倒”ではない。『こうこうこうした理由で不愉快になりました。さようなら』といっているだけのことである。
それを単純に“罵倒”という1言であらわし、やりとりの具体的な内容を省略した記事を公開したYくんは、たしかにKくんのいうように卑怯な面は少なからずあると思う……。
が、Yくんに悪意はない。Yくんはそういう奴。
『上から目線で人のブログに偉そうに講釈をたれている』という受け取り方は極端すぎる。Yくんなりのアドバイスだったのだ。
それはKくんも承知している。『不愉快になった自分は未熟者なのかもしれない』━━この言葉にすべてあらわれている。
結論を出すと、10歩ゆずってあやまるべきは……Yくんのほうである。
YくんはYくんなりのアドバイスをしてあげた。しかしKくんにはその内容が不愉快だった。
そしてKくんは罵倒で返事はせず『君のアドバイスはこうこうこうした響きがあってとても不愉快です』と論説をした。
そのKくんの言葉に耳を傾けず、自分の老婆心をふみにじられたかのような内容の記事を公開したYくんの行為は傲慢である。
少なくとも私にはそう感じる。
一方Kくんは『アドバイスをしてもらったというのに不愉快になった自分は未熟者なのかもしれない』と謙虚な態度を示しているのだ。
強制はしない。しかし私としては、10歩ゆずって、ここは、Yくんにあやまってもらいたい。