この世のどんな悲しい空気もどんな苦しい空気も、なにもかもを一瞬で失笑に激変させることができる現代の救世主のひとり、デーブ・スペクター。
私は彼が出演しているTBSのサンジャポを見て1週間の終わりをかみしめることにしているのだが、今週のサンジャポでも“くだらない笑い”の草分け的存在デーブの爆笑さむいギャグがいくつかあったので紹介しようと思う。
ちなみに私の記事のひとつ《“くだらない笑い”について》から先に読めば、この記事の意味を理解しやすくなります。《“くだらない笑い”について》の記事URLは↓です。
http://ameblo.jp/js1126/entry-10163748981.html
まずはゲストの大家族貧乏アイドル上原美優の本の話が出たときのさむギャグ。
「読んでないけどいい本です」
次が難しい政治の話をし終えたあとに出たさむギャグ。
「それにしても角田さん(ゲストの角田龍平弁護士)股広げすぎですよね?」
最後がデザイナーでもあるイチローのお兄さんが、アニー伊藤にたまご焼き屋“丸武”の新看板をプレゼントするコーナー。
その新看板は黄色いたまごにサングラスをかけたような感じのアニー伊藤そっくりのイラストのものであり、VTR終了後、デーブはこういったのだ。
「気づいていないと思うけど、あれ、たまごの形になってるんですよ」
ブワハハハハハーー私はこの記事で紹介したデーブの3つのさむギャグすべてに爆笑をした。
『はぁ?どこがおもしろいの?』といった声が聞こえてきそうだが、デーブのギャグはおもしろくないからこそおもしろいのである。
この限りなく深く高度な笑いが、君たちにわかる日はたぶんこないだろうけどね……。