輸入住宅を建てる -22ページ目

10年目の大掃除

年末にいつもどおりの大掃除をしました。

家具を移動させ、床を掃除しワックスをかける。

何度も繰り返してきた作業が、家への愛着につながってます。

 

照明を掃除していると、いまだにLED化されていない照明の存在に気づきます。

今時の新築では、LED以外の照明を見つけるほうが難しいのでしょうが、10年前は、まだ高価でしたし、標準的なものではありませんでした。

 

時代を感じます。

 

私の家はオール電化で、深夜電力を使ってエコキュートでお湯をためて、使っていますが、最近太陽光発電の復旧で、電力の需要がどんどん変わって、お昼の電気代は少し安くなり、深夜の電気代は少し高くなるようです。

 

まだまだそれでも深夜にお湯をつくって、ためたほうが電気料金を抑えられるようですが、今後がもっと変化していくのでしょうか。

数十年後エコキュートというシステムで深夜にお湯をためるという考え方が、あるのかないのかわからないです。

 

こういった電気にかかわるさまざまなものは10年間で大きく進化しました。

これからも、もっと進化していくと思います。

 

家の性能はどうでしょう。

社会に供給される家の全体の性能は上がっています。

10年前は少数派でした樹脂サッシやウレタン断熱、遮熱シートなどは、多く使われているのでしょう。

この先もどんどんエネルギーを消費しない家になっていくのだと思います。

 

デザインはどうでしょう。

私自身の家は毎日見ておりますが、変わることのない印象です。

いつまでも変わらない昔からある不変のデザインの家がいい。

そういうつもりで家づくりをしたのですが、実際そうなっているので、私自身はこれでよかったんだと思っています。

いつまでも変わらない価値を感じるデザインであれば、その家は住み継がれていくのではないでしょうか。

昨今サスティナブルという言葉が多く使われるようになっておりますが、いつまでも住み継がれていけば、解体による廃棄物も出さず、環境負荷の少ない家になるのだと思います。

 

10年過ごし、機能的で先進的な家をいいなと思った家もありますが、私は私の家でよかったのだと思えているので家づくりが間違ってなかったのだと思います。

 

明日は大掃除の仕上げをして、ゆっくり新年を迎えたいと思います。

 

よいお年を。