寝苦しい夜と布団から出られない寒い朝が来ない家
先日、わたしの家を建てていただいた、新築見学会で、今家づくりをされている方に、全館空調についての感想を言う機会がありました。
タイトルどおりなのですが、この家に住んでから、寝苦しい夜と布団から出られない寒い朝は無くなりましたし、トイレが暑くて、トイレから出てくると汗だくということも無くなりました。
節電することを求められている世の中の風潮もあり、我慢すること、環境を大切にすること、いろいろありますが、しっかりした住宅性能の家で、全館空調を使うのであれば、夏涼しい、日本家屋の家で、真冬にストーブをガンガン焚いている家よりも光熱費は低く環境にやさしいかもしれません。
ただ、全館空調がすべての人に万能なものでもないと思います。
機器そのものの価格は高価で、新築時は、これを選択してしまうと、グレードの高いバスやキッチンを選べなくなるかもしれません。
家族間で、体感温度の差が大きいと、誰かは暑いといっているのに、誰かは寒いと言うかもしれません。
壊れたらしばらく、家中が寒くて、暑いのかもしれません。(これは壊れてみないとわかりませんが・・)
デメリットも存在します。
工夫でなんとかなるものも多いです。
空気の問題は、家づくりを検討する上で、いちばん後回しに考えたりしちゃうのですが、快適な生活を考えている人にとっては、重要な部分なので、営業さんの言うことを鵜呑みにせずに、よく調べたほうがいいです。