輸入住宅を建てる -124ページ目

この家にしかないひとつの個性

先日、奥様と自転車で、新築見学会に出かけました。


私たちはの自分の家が完成してから約1年半たった今でも、都合がつけば完成見学会に出かけています。


自分の家が完成した後も完成見学会に参加するというのはあまり考えられないと思いますが、安城建築の見学会では、私たちのように、建てたあとも見学会に足を運ぶお客様が多くいらっしゃいます。


私たちが見学会に行く理由は家が好きだということもありますが、、いつも建てられた家が、予算に関係なく、ひとつの作品としてどれも素敵にできているからです。


毎回、違う何かがあり、予算に余裕のある家も、限られた予算でできた家も、その家にしかない素敵な空間があります。


これはプランを作る人と、それを形にできる監督や職人さんたちの経験だと思います。

それはいい部材をたくさん使えばできるというもので無いのだと、よくわかります。


年間十数棟しか建てられない、けっして大きくない建築会社が、積み重ねた経験と研究心が毎年着実に進化していることをいつも感じます。


家は自分の生きていく時間のなかで、長い時間付き合うものですから、どうせなら自分にとって居心地のいい家にしたいです。


それを見極めるには、依頼しようとしている会社がどのような家を建ててきたのかを知り、見学会などで、実際建てられたものを感じることが大事だと思います。


値引きやキャンペーンは、魅力的に感じるものも多くありますが、それを利用するにしても、急がずによく考えて自分のほしいものは何かを理解する時間を大切にしたほうがいいです。

長い時間いろいろなメーカーや工務店を見ていますが、そういうキャンペーンは、なにかしら、毎年行われています。


値引きは、買い物としての満足感は高くなりますが、実際に住む家の満足感には関係ないので、なんとなくよさそうなものが安く買えるという思いで選択するのであれば、立ち止まったほうがいいと思います。


その家に住む限り、住み心地は何十年と簡単に変えることはできませんから。


選挙の行方、消費税など、家づくりを取り巻く環境も変わりそうですが、自分にとっては、たったひとつのかけがえの無い家ですので、自分自身がほしいと思っている家をよく理解してから、家づくりを検討されてはいかがでしょうか。


後悔の少ない家づくりをがんばってください。