随分間隔が空いてしまいました。
すみません! <m(__)m>
これまでの思い出形式ではなく、私見ではありますが、ディズニーの人材育成について考察していきたいと思います。
ディズニーの教育を実践する主役は、準社員と呼ばれる“アルバイト”です。
現場(アトラクションキャストやフードサービスキャストなど)で働くアルバイトが実践的に人を育てます。これまでお話ししてきたディズニーの導入研修である「東京ディズニーランド・オリエンテーション」の講師も東京ディズニーランドオープンから14年後すべてアルバイトがユニバーシティ・リーダーになりました。
※東京ディズニーランドオープンから13年間は正社員がユニバーシティ・リーダーを担当していました。当初は、正社員の育成という面があったようです。
アルバイトに任せるメリットは、次のようことが考えられました。
●生の現場の声を直接伝えられる。
現場の仕事は、現場の人が知っていることをディズニーは気づいている組織だと言えます。
●アルバイトのモチベーションを高める。
ディズニーのテーマパークは、アルバイトの意欲の高さで持っています。あなたたち(アルバイト)が教育の主役であることを目に見える形で場を提供しています。
各企業で“教育”や“現場”の重要性を詠う組織は多いですね。しかし、本当にその権限を現場に委譲している組織は少ないのが現状です。
企業が本当に永続的に“元気な企業”になるための一歩は、本気で“現場”の“教育”をどうするかが鍵となるはずです。
To be continue
【次回予定 ディズニー大学との出会いⅡ-(70)「アルバイトが新人キャストの顔」