前回:Ⅱ-(64)  

「読者はキャストになれるか?(みだしなみ男性編)」



ディズニーの身だしなみのルールでも“第一印象”を大切を強調しています。

心理学上、視覚で情報をまず得ますから身だしなみを重視するわけです。

そしてその印象を人は強化する傾向があることがわかっています。

・スーツの肩にフケが付いている⇒不潔

・頭髪に寝癖がある⇒だらしない

・紫のスーツを着ている⇒それ系の店で働いているのか

・ダークカラーのスーツと黒の皮靴に白い靴下⇒センスがない

まだまだたくさんありますが、これではビジネスチャンスを失いますよね。

業界により変わりますが、少なくとも相手に不快を持たれない身だしなみを心がけたいですね。

さて、私の考える男性のスタンダードは次のとおりです。


・ヘアスタイル:バック、サイドともに不自然に長くない。不自然な染髪をしていない(JHCA(日本エアカラー協会)の基準で茶色であれば、“レベル6”くらいまでですかね)

・服装:いろいろ考え方はありますが私は次の3つを原則にしています。

    ①オーセンティック(正統性がある)

    ②ベーシック(基本を守っている)

    ③クラッシック(古典的である)

スーツは、英国調・欧州調・アメリカン調・イタリアン調であっても「紺」が基本だと思っています。実際紺は、興奮性がなく、鎮静効果があると言われています。ビジネスに最も向いている色だと考えています。

特に気をつけたいのが、シャツとネクタイです。アメリカ色彩学会によるとビジネス時、相手の85%はVゾーンを観るという結果が出ています。

「白」を基本色にスーツに合せて、襟のバリエーションを変えたいですね。

ネクタイは、柄に注意しましょう。無地が基本ですが、ワンポイントが入った「アンダーノット」、「ストライプ」、英国連隊旗をモチーフにした「レジメンタル」といくつかのカラーの組み合わせがあるといいと思います。

週末のちょっとしたオシャレとして、ブレザーやクレリックシャツ、幾何学柄のネクタイ等を揃えてはどうでしょうか。

靴下は、スーツと靴をつなぐ連結機です。白は×。黒やダークな紺・茶であればOKです。また、基本は無地ですが、軽いワンポイント柄であればOKです。

若い方も、将来への投資として、多少値段は張っても、上物を購入し、着こなしをしてはどうでしょうか。株が上がりますよ!

To be continue

【次回 ディズニー大学との出会い-66)「身だしなみチェック」





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