白いパンをぬれた手のひらでぎゅっと握ると、

手のひらにべったりとつくことだろう。

それと全く同じことが

あなたの腸の中でも起こっているのだ。

アーノルド・エレッド

（ドイツ生まれの教育者）

（出典：超健康革命・名言の教え）

手のひらにべったり…

どういうことだろう…

これは、小麦のことを言っているのだろう。

小麦の主成分はブドウ糖。

そして、

グリアジンとグルテニンという

2つのたんぱく質も含む。

グリアジンとグルテニンは水を含むと、

ネバネバとしたグルテンとなる。

これが、べったり！ということだ。

この「グルテン」が、

腸の粘膜を傷つけ、

リーキーガット症候群と呼ばれる

症状を生みだすといわれている。

リーキーガット症候群とは、

腸管壁における過度の浸透状態のことをいう。

腸壁の粘膜に細かな損傷があるため、

腸内にあるべき物質が、

分子レベルで漏れだしてしまう状態のこと。

こうなると、

腸は十分に働けず、

消化と吸収の作業が妨げられてしまう。

グルテンの消化も進まなくなる。

最近私は、

グルテンフリーという食習慣にして、

随分と快適な生活を送れるようになった。

もちろん、

グルテンがまったく平気な人もいる。

もし、パン、パスタ、麺類など

日頃から食べ過ぎている自覚があって

不調があるのなら、

グルテンを控えれば、ひょっとすると

不調も緩和されるのかもしれない。

そんな方は、ちょっと試してみてくださいね。

できれば♪

白い小麦粉とかではなくて全粒粉パン、米粉パンという選択もある。

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パンによって、腸の中で起こっていること