今日も朝からあっついですね~
こうも暑くなると、気分が一気に夏な感じになりそうです
今年の夏までにはもう少しお腹周りをスリムにしたいと企んでいるワタクシメでございます
さてっ!
5/12~5/22まで、フランスへワイナリー訪問に行ってきました
少しずつですが、現地の様子をアップしていきたいと思っておりますので、
どうぞ宜しくお願い致します
5/13、「パスカル・シモニュッティ」 を15:10分に出発してすぐ、
16:00に到着致しましたのは、
「ドメーヌ・ジャッキー・プレス・エ・フィス」
あのロマネ・コンティのオーナーと同時期に自然派を始めていた、知る人ぞ知る本物の自然派
ただ、本人は自然派グループに興味が無いので入っていません。
おじいさんの時代からもずっと、今の大切な技術を昔からやっています。
明るい陽気な人柄で、今もパリまで自ら配達に行っているそうです
地下のセラーは広大で非常に涼しかったです。
なんと40万本までストックできるとの事
ワインに負荷がかかるので、ポンプを使わず、全部重力で落とし込めるような仕組みになっていました。
なので、発酵槽はさらに地下に。
プレス機も空圧式で優しく搾っています。
20歳の時に全くのゼロからスタート。
お父さんも最初は畑をくれなかったそうです。
それが今や0から80haにまで
50年間毎週パリに配達に行くパワーは半端じゃないです
この2015年ヴィンテージで50回の醸造を迎え、引退されるとのこと。
あとは息子さんが引き継ぎます
ワイナリー名のロゴも新しくなって、息子さんの名前「Pascal」の文字が
皆様、最後のヴィンテージは要チェックですよっ

そして、
ジャッキー・プレスの原点と言えば、「火打ち石=(シレックス)」
「シレックス」とは、元の成分である砂が地殻変動の際、超高温状態によって溶解してできた極めて硬い岩石で、火縄銃の発火部分に使われていたものです。
プレス家は代々この地域で火打石で商いをしていました。
今でもその名残として、ラベルには鉄砲の絵が描かれているのです。
その鉄砲を見せて下さいました

そしてそんな「火打ち石」を見に行こうと、畑を案内して下さいました
行ってビックリ、目を疑いました
畑のほどんどが火打ち石(=シレックス)で埋め尽くされていたのです。
凄くないですか、コレ。
これが「土壌の違い」ってやつですね。
ホントびっくりしました。
光が反射して葡萄が熟すそうです。
夏は暑すぎて火傷するくらいなんだそうです
なので、短パンが履けないらしいです・・・

彼のワインはこの土壌の特徴をそのまま物語っており、不思議とそれは火打石を強くこすり合わせた、燻したような香りとなります。
その素朴な風味は、芯があってしっかりと味わい深く、決して派手ではないですがキリッとしていて、独特のミネラル感を持つのです。
そんなワイン達を色々とテイスティングさせて頂きました
瓶詰め前のものもタンクから
18:30、夕食まで御馳走して下さいました
全体的にミネラルを感じる潮っぽい風味のワインなので、野菜を使ったお料理と最高の組み合わせでした
カリフラワーやアスパラガスなんてもう、「ヤバイ」レベルでございました
非常に食事に合うワインであるという事を再確認
もちろん、白ワインだけでなく、美味しい赤ワインも造っていらっしゃいます
葡萄の樹の枝(ピノ・ノワール)で焼いて下さったお肉も素晴らしかった
訪問しないと出逢えなかった極上品も、しっかりとゲットして参りましたぞ
ホテルに着いたのは、21:00
ここからさらに宴会が続いたことは言うまでもありません。。。
次回へ続く・・・
今日も大切な時間を使い、当店のブログをお読みいただき有難うございます!
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