秋の薔薇、咲くも咲かぬも

あなたのお気の召すままに~♬

 

秋薔薇を咲かせたいとは絶えて思わず・・・

だから、夏剪定などしない!!

 

 

   

    ブラッシングノックアウト

 

 

というより、寒冷地の多湿な山の中で

秋薔薇を望むほうがどだい無理なのだ

気まぐれに咲いてくれる事を拒みはしないが

 

 

   

ジェームズ・ギャルウェィ    

 

どちらかといえば、

来年のローズシーズンのために

体力温存してくれた方が良いような・・・

そんな気がする

 

 

 

 

咲く薔薇の数は少なくても、

秋明菊、ユーパトリウム、酔蝶花、

ニコチアナ、シソ科の花々・・・etc

秋の花々に彩られたコテージガーデンは

薔薇の季節に次ぐセカンドシーズンを

迎えています

 

今回は今を彩る花々の中から

お気に入りのニコチアナ4種を

ご紹介しましょう

 

 

 

ユーパトリウム・チョコラータ後方に見える

ピンクや白の点々は、

酔蝶草(クレオメ)とニコチアナ・マシュマロウ

 

 

 

 

長いこと出逢いを望んでいた

ニコチアナ・マシュマロウの苗に

今年やっと出逢えました

期待をはるかに越えた優しい表情に

すっかりメロメロです~♪

 

 

 

 

次々咲き継いでいくのになかなか結実せず、

花殻のほとんどが落ちてしまいます

採種したいのだけどなぁ・・・無理かしら?

掘り上げてコンサバで越冬させましょか!?

 

 

 

 

 

 

花色は目立たずナチュラル感たっぷり

ぷっくりして丸っこい花のフォルムが

なんとも愛らしいラングスドルフィー

 

 

 

コンパニオンプランツとして引き立て役でも

単独咲きで空間を一人占めしても

 

 

  

 

とても良い仕事をしてくれる

南米原産の原種です

 

 

 

あれっ、これもラングスドルフィー?

一見、ラングスドルフィーにそっくり

花のフォルムも全体の色も・・・・

 

 

  

 

 

俯き咲く花を下から覗き込んだとき

初めて違いに気付きます!

内側はダークでシックなレッド

なんとリバーシブルのしつらえなんです

 

 

 

  

 

 

名前も可愛らしく、ティンカーベル

魔法の粉を撒いて

夜空に誘い出してくれるかも・・・・

 

 

 

 

ニコチアナの別名はハナタバコ

以前は庭に迎え入れたくない花の1つでした

(正確には今でも迎えたくない花です

園芸種のカラフルなハナタバコはね・・・・)

 

 

  

 

 

今から10年以上前とちぎ園芸で出逢った

ニコチアナ・シルベストリス

『ニコチアナってなんて素敵~♬』

と、虜になりました

 

以来、毎年切らさず庭に咲かせていますが

そのときは、

ニコチアナの和名がハナタバコだとは

知りませんでしたし、

店に並ぶカラフルな園芸種のハナタバコとは

全く異なる草姿・花姿でしたからね

 

(後ほどしみじみと眺めたら、5枚の合弁花が

星の形に見える様はそっくりだと気付きました)

 

 

  

 

 

シルベストリスsylvestrisとは、ラテン語で

野生種つまり原種を意味します

園芸種ハナタバコの

親の1つになったのかもしれませんね

 

 

私がお気に入りの4種のニコチアナは

どれも原種や原種の形に近いタイプ

茎をのびのび拡げ

ナチュラルな色合いで周囲の空気を

ふわりと染め上げる大型種なんです

 

 

 

・・・*・・・

 

 

ウィンドーボックスで

白実のジュズサンゴがちょっといい感じ

 

 

 

 

ジュズサンゴから視線を左下へ・・・

ほら、白いネームプレートが見えました

 

 

 

 

ベビー苗が続々誕生中です

ポット上げも進行中

 

 

苗置き場の奥に赤い花が見えますね

 

 

 

 

種蒔きからのダリアです

コテージガーデンでは10年選手

鮮やかな赤色で咲いていますが

確か、ブラックビューティーという品種名で

始めは黒ずんだ赤で咲いたような・・・?

 

久しく採種せずにいましたが、

何年かぶりに採種

 

 

 

種を取り出すために花殻を割ろうとしたら、

緑色のものが覗いていました

 

 

 

 

花殻の中で発芽していました

多雨の時期が続いたせいなのかしら?