秋の薔薇、咲くも咲かぬも
あなたのお気の召すままに~♬
秋薔薇を咲かせたいとは絶えて思わず・・・
だから、夏剪定などしない!!
ブラッシングノックアウト
というより、寒冷地の多湿な山の中で
秋薔薇を望むほうがどだい無理なのだ
気まぐれに咲いてくれる事を拒みはしないが
ジェームズ・ギャルウェィ
どちらかといえば、
来年のローズシーズンのために
体力温存してくれた方が良いような・・・
そんな気がする
*
咲く薔薇の数は少なくても、
秋明菊、ユーパトリウム、酔蝶花、
ニコチアナ、シソ科の花々・・・etc
秋の花々に彩られたコテージガーデンは
薔薇の季節に次ぐセカンドシーズンを
迎えています
今回は今を彩る花々の中から
お気に入りのニコチアナ4種を
ご紹介しましょう
ユーパトリウム・チョコラータ後方に見える
ピンクや白の点々は、
酔蝶草(クレオメ)とニコチアナ・マシュマロウ
長いこと出逢いを望んでいた
ニコチアナ・マシュマロウの苗に
今年やっと出逢えました
期待をはるかに越えた優しい表情に
すっかりメロメロです~♪
次々咲き継いでいくのになかなか結実せず、
花殻のほとんどが落ちてしまいます
採種したいのだけどなぁ・・・無理かしら?
掘り上げてコンサバで越冬させましょか!?
*
花色は目立たずナチュラル感たっぷり
ぷっくりして丸っこい花のフォルムが
なんとも愛らしいラングスドルフィー
コンパニオンプランツとして引き立て役でも
単独咲きで空間を一人占めしても
とても良い仕事をしてくれる
南米原産の原種です
*
あれっ、これもラングスドルフィー?
一見、ラングスドルフィーにそっくり
花のフォルムも全体の色も・・・・
俯き咲く花を下から覗き込んだとき
初めて違いに気付きます!
内側はダークでシックなレッド
なんとリバーシブルのしつらえなんです
名前も可愛らしく、ティンカーベル
魔法の粉を撒いて
夜空に誘い出してくれるかも・・・・
*
ニコチアナの別名はハナタバコ
以前は庭に迎え入れたくない花の1つでした
(正確には今でも迎えたくない花です
園芸種のカラフルなハナタバコはね・・・・)
今から10年以上前とちぎ園芸で出逢った
ニコチアナ・シルベストリス
『ニコチアナってなんて素敵~♬』
と、虜になりました
以来、毎年切らさず庭に咲かせていますが
そのときは、
ニコチアナの和名がハナタバコだとは
知りませんでしたし、
店に並ぶカラフルな園芸種のハナタバコとは
全く異なる草姿・花姿でしたからね
(後ほどしみじみと眺めたら、5枚の合弁花が
星の形に見える様はそっくりだと気付きました)
シルベストリスsylvestrisとは、ラテン語で
野生種つまり原種を意味します
園芸種ハナタバコの
親の1つになったのかもしれませんね
私がお気に入りの4種のニコチアナは
どれも原種や原種の形に近いタイプ
茎をのびのび拡げ
ナチュラルな色合いで周囲の空気を
ふわりと染め上げる大型種なんです
・・・*・・・
ウィンドーボックスで
白実のジュズサンゴがちょっといい感じ
ジュズサンゴから視線を左下へ・・・
ほら、白いネームプレートが見えました
ベビー苗が続々誕生中です
ポット上げも進行中
苗置き場の奥に赤い花が見えますね
種蒔きからのダリアです
コテージガーデンでは10年選手
鮮やかな赤色で咲いていますが
確か、ブラックビューティーという品種名で
始めは黒ずんだ赤で咲いたような・・・?
久しく採種せずにいましたが、
何年かぶりに採種
種を取り出すために花殻を割ろうとしたら、
緑色のものが覗いていました
花殻の中で発芽していました
多雨の時期が続いたせいなのかしら?