静かな 静かな 雨の朝
華やかな賑わいの季節が駆け抜けた後の し~んと静まり返った庭
ひっそりと咲く草花を 強弱つけて 雨粒が打つ
ポロン・ポロン・ポロン ポロロロン ポロ~ン ♪~♬
バラッ・バラッ・バラッ バラララン バラ~ン ♫~♬
コロン・コロン・コロン コロロロン コロ~ン ♪~♬
静かな静かな 緑深き森中の庭で
雨粒達が奏でる音色に ひとり聴き入る
駆け抜けて行った華やかな賑わいの季節の後にやって来たのは
緑茂れる静かな潤いの季節
白、ピンク、モーヴ、クレムゾン、アプリコット、ルージュ・・・・・・・
これらの華やかなものたちの引き立て役に過ぎなかったリーフたちが今、
ステージを譲られ、雨粒の音色をBGMに 表舞台に立っている
贅沢なことに、このステージを観劇するのも、またひとり
隣地に生えるダークグリーンの杉木立は、ステージスクリーン
スクリーン前に役者たちが勢揃い
キャスティングメンバーは、後方より次の面々
ニセアカシア・フリーシア(黄緑葉) 白花ハナズオウ(緑葉) ベニバナトキワマンサク(銅葉)
カサブランカ(今は蕾、明るい緑葉) 椿・エリナカスケード(小葉、緑の照り葉、枝先の葉は赤い)
ゲンペイシモツケ(白花開花中) ホザキナナカマド(ヒペリカムの後ろ) ヒペリカム(一番手前)
カラーリーフに囲まれ、蕊を瞬かせるヒペリカムは、マドンナ敵存在!?
黄色い苞を襟飾りのように立ち上げた ユーフォルビア・アジラッサム
イヤリングのような蕾がもうじき花開く リシマキア・ファイヤークラッカー
カラーリーフと白い小花が絶妙なバランスの ペリシカリア・シルバードラゴン
モミジの緑陰にひっそり咲く姿がいじらしくて カラマツソウ
鈍色の梅雨空に、♪♫を躍らせ遊ぶ ワレモコウ・バラホタル
いつも地味だが、今、華やぐ時を迎えた コクリュウ
画像で捉えると、なぜかプラティナ色の光を放つように見える不思議な花
* * *
ロコ子・ミステリーローズがやっと咲きました♪ ロコ子さん名前を教えてね~
遅咲きなんでしょうか? それとも春の展葉がすべてブラインドだったのかしら?
他のバラが、1番花を終えたころ、やっと蕾が上がりました。
画像は、実際より少し濃い目の色ですが、ピーチピンクと表現したい色ですよ。
葉は明るい緑です。
昨年の秋から、名前を知る時をずっと待っていましたよ~ ワクワク♬
*
花径は4cmほど。ちらほらとやっと5,6個。 テリハノイバラです。
こちらはクレマチス・白万重
千重と万重と どちらが花びらの数が多いのでしょう?
当然、千より万でしょうかね?
でも、テリハノイバラの千重咲の花びらの数は白万重に劣らぬように見えませんか?
小さな花の中心をよく見ると、なんとグリーンアイが覗いています♪
OG終盤では、スタイリッシュな蕾をたくさん見せていました。
バターを溶かしたような色のしべと、ハート型の花びらがお気に入り♪
雨にめげずに、毎日次々開花しますが、短命です。
バターが熱でとけるように、花びらは雨でとろけてしまいます。
たわわに実る真っ赤なローズヒップが楽しみで、連れ来たバラですが、花も可愛かった❤
ほら、膨らんで来ましたよ。
花は既に終わりましたが、今年はたくさんのヒップが収穫できそうです。
毎年、梅雨時の開花になるため、受精を媒介する虫たちが怠けるのね。
今まで、実を結びませんでした。
ローズヒップには、毒性があるものが多いそうですが、これは無毒。
バラ酒やバラジャムにすることができるですって。
だから、食いしん坊にはとても楽しみなんです♪
最後を締めくくるのは、こちらもやっと咲きだしたロック・ローズ
ローズの名が付いていても、バラの仲間ではありません。
葉を見るとバラの仲間でないことが一目瞭然。
ハンニチバナ科ゴジアオイ属の耐寒性多年草。 ヨーロッパ原産。
花色は赤白ピンク黄色・・・・・多種にわたります。
ハンニチバナ、つまり、半日花。
朝咲いた花は午後には萎んでしまいます。