奥日光に始まった紅葉は、いろは坂を下り、旧市内が、今真っ盛り♪

この3連休は、大変な混雑でした。




連休中日にあたる昨日は、渋滞状況も相当なもので

日光駅前から通常30分あれば辿り着くはずの 華厳の滝付近まで3~4時間もかかったとか・・・・。

この混雑は、先週のテレビ報道の影響も大きかったことでしょう。

沢山の人々においでいただくことは地元民として嬉しいことではありますが、

3~4時間かかっていろは坂を上ったものの、ついてみたらもう夕暮れで・・・・・・

なんともお気の毒でとしか、言いようがありません。

上下線とも一方通行のいろは坂は、進入したら逆戻りは出来ないのですよね・・・・・。




この毎年繰り返される渋滞で、市民は週末の外出を控えます。

うなぎの寝床のように細長い旧市街は、メイン道路が1本しかないため、

渋滞を回避して帰宅することができませんからね。




また、奥日光の紅葉狩を楽しみたいなら、日の出前の早朝に家を出るしかない・・・・・

そこまでして・・・というのが本心の人が多く、

結局は、一生奥日光の紅葉を見たことがないまま・・・・・てなことにも。

まっ、歩いて回れる市内の名所の紅葉も美しいですから、それで十分に満足できますが。





紅葉



私が住む自治会では、秋の恒例行事の一つとして、

紅葉狩りと合わせ、市内の史跡探勝や文化探訪などを実施しています。

もちろん、渋滞に巻き込まれぬよう、徒歩で回れる範囲で・・・・。







今年は、郷土に生まれた画家小杉放菴の没後50年にあたり、

小杉放菴日光美術館で、その記念展が行われていました。

最終日となった今日、美術鑑賞会&紅葉狩りを実施しました。

大正時代以降の日本画壇の牽引力となってきた小杉放菴の作品や人柄について

学芸員さんからの説明は大変興味深く、作品を深い感動をもって鑑賞することが出来ました。




ですが今日は、小杉放菴についてこれ以上深くお話することは止め、

美術館や世界遺産がある山内(さんない)地区の紅葉の美しさを 皆さんにおすそ分けしようかと・・・・






美術館のロビーからの眺めも錦繍に彩られて~♪





  美術館の次に向かったのは、



世界遺産の一つに数えられる輪王寺(りんのうじ)の庭園、「逍遥園」  

ここも紅葉の名所です。  







椿や松などの緑濃い常緑樹との対比が美しくて









   




   






琵琶湖を模したと言われる池に映る逆さモミジと青い空




  池端のなまず石


ナマズが3匹隠れていますよ! 見つけれたかな?

探す手掛かりは、2つずつ並んだ目玉ですよ。




なまず石の謂れ 












今年は、10年に一度の紅葉の当たり年とか・・・・・

これまでに美しい黄色って、なかなかお目に掛かれないと思いませんか?




  紅葉からの木漏れ日は黄金色




  逍遥園から、蕎麦処に向かう途中の紅葉も

   

それはそれは見事でした。