連休末から肌寒い日が続き、お天気もすっきりしない日光地方です。

半袖Tシャツから、また長袖ハイネックに戻ってしまいました。

遅霜注意報が出された日もあり、

朝コテージに着き、庭を廻ると、バラの葉には細かな水滴がびっしりと。

降りた霜が解けたのか、それとも朝露なのかと、首をかしげます。





今日の庭の全景・・・・ならぬ半景です。緑が綺麗でしょ♪





地面がほどほどに隠れるほど、花も咲いています。



一番目を引くのは、ブルーの小さな花。

こぼれ種で殖え、庭の半分ほどを埋め尽くすほどになった忘れな草です。

早春の水仙の黄色で覆われた賑やかな庭から、ブルー系と白が目立つ庭へと移ろい、

バラの開花で華やぐ前のプロローグともいえる静かな庭の様子です。




十数種類の水仙を植えこんでいますが、水仙の最後を締めるのは、このレモンイエローの水仙。

                                      バタフライ咲きのベラエステラ

水仙:バタフライ


内側の花びら(副花冠)がラッパ状にならずに、扁平にひらひらと広がります。

優しい表情がお気に入りの水仙水仙:バタフライ


      水仙の最後を締め括るにふさわしいような気がします。







庭のシェードガーデンでひっそりと咲いている、白い花たちを紹介しましょう。



タンチョウソウ   ニリンソウ

タンチョウソウ                       ニリンソウ


タンチョウソウは、赤みを帯びた若い葉にピンクを帯びた蕾の頃が、可愛いのですが、

茎が伸び、背が高くなった今の様子は、命名の由来の丹頂鶴に見えるでしょうか?

白い花が丹頂鶴の頭、茎は首、ヤツデに似た大きな葉は羽・・・いかがですか?



ニリンソウは、一本の茎から2本の花茎が上がって二輪咲くから、ニリンソウ。

ところがね、観察すると一輪しか咲かないものも、三輪も咲くものもあるんです!

花びら(のように見えるが、実は萼)の枚数も、4枚、5枚、6枚・・・・色々



オサバグサ  オサバグサ



シダに似た葉が、機織の筬に似ていることから名づけられたそうです。

昨年連れてきたばかりなので、まだ貧弱・・・・・大きな株になるとなかなかの見応えあり!

何年かかるでしょうね?






白雪ゲシ  白雪ゲシ


白雪ゲシも咲きました。

純白の花に目を奪われるけど、♡型の緑の葉が緩やかに波打っている様子もなかなかでしょう。





蔓ハナシノブ   白山吹


宿根フロックス(ツルハナシノブ) 白ヤマブキ

白ヤマブキは、黄色い花のヤマブキと雰囲気が似ていますが、楚々として茶花向きかしら?

ヤマブキは花びらが5枚、白ヤマブキは4枚です。

同じバラ科ですが、属は異なるので、遠縁関係というところでしょうね。



オマケの・・・・・・   ヤマブキソウ
                                   ヤマブキではありません。



これも花びらは4枚。ヤマブキのように低木ではなく、草本なんです。

ヤマブキソウと言います。

乙女椿の下で咲いてます。連れてきた記憶はないのですが・・・・。 どこから来たの?









いつ咲くかしらと待っていた山芍薬が山芍薬


山芍薬    本日開花♪  連れてきて3年目の初開花♪






初開花を祝って、    山芍薬


                          訪問客が、潜り込んでいるようですよ。

                  花びらの白、しべの赤紫、葯の黄色の絶妙な配色。

                              訪問者も魅了されたことでしょう。




山芍薬




楚々として気品あふれる花の開花に、一日幸せな気持ちでいました。