県内あちらこちらでで桜の見ごろを過ぎた頃、

ようやく日光に訪れる桜の見ごろの季節♪


シダレザクラ



これは4月16日の画像ですが、

その前日15日にコテージのお隣の枝垂れ桜が開花しました。

まだ2,3分咲きの様子です。

白い花はなに? と思いませんか?

これはね、梅の満開なんです。梅と桜が同じ時期に咲いているのです。

これって、日光では当たり前のこと~(^^♪



シダレザクラ


シダレザクラ


           ここ2,3日続いた雨で梅は散りました。桜も少し色褪せたかしら?

              それでも、満開で咲き誇っている今日の桜です。(画像はありませんが)







  さて、こちらは何でしょう? 

  雨の雫を細い梢の先にたたえています
モミジ




モミジ    雨の中でフラッシュを焚いて撮影したら、  

雫がルビーやキャツアイのように煌めきました。  

梢の先には何かが芽生えている?  





春には美しい新緑を、夏には涼しい木陰を、秋には美しい紅葉を


モミジ           紅葉・モミジ  




そして何よりも、いつもいつも見守ってくれている父が宿るモミジ。

そのモミジにも、新しい芽吹きの時が巡ってきました。

間もなく別れから1年を迎えます。

1年が過ぎて振り返ると、別れの在り方について色々思い出され・・・・・・

そんな事をいつか書いてみたいと思います。









昨日は、亡き父を偲んで身内が集い、ゆば懐石の食事を共にしました。



ゆばに当てはまる字は2通りあるのをご存じですか?

(なおりんさん、ありがとう♥ 正しく覚えてくれて、感謝感激雨あられ~♪)

変換キーを押すと、湯葉しか出てこないのですよね。

だから多くの方は「ゆば」は、「湯葉」だと思っていらっしゃる!

日光人は腹が立つ!

「ゆば」には、「湯波」という字もあるのです。

京都は湯葉と表記し、日光は湯波と表記するのです!

昔より門前町として栄えた日光は、精進料理の歴史も深い。

湯波懐石だって、日光が誕生の地です!





今回の食事は、「ますだや」でいただきました。



ゆば懐石 ゆば懐石



明治時代に旅館として創業た「ますだや」さん、2,30年前に湯波料理を提供するようになりました。

やがて、湯葉懐石が評判を呼び、人気を博するようになり、湯波料理専門店として転身。

お店も今年リニューアルしたばかりです。

湯波懐石の元祖のお店なのです。




湯波懐石を始めることとなったエピソードを研修会で先代より直々に伺ったことがあります。

先代は、作詞家の船村徹氏と旧制中学時代の同窓生。

時々お忍びでやって来る船村氏と酒を酌み交わしながら、ある時こんなことを言われたそうです。

「日光と言えば、湯波だろう。もっと料理を工夫して、いろいろな食べ方をできないものか、

そして日光でしか食べられない名物を生み出せないか。」 
と・・・・・・。

その言葉をヒントに、研鑽を積み重ね今日のような懐石のコースを考案したのだそうです。

今では、すっかり日光のメジャーなグルメ料理となり、提供するお店も増えました。


ゆば懐石  会席膳コースと、日光膳コースの2種類





昨日は、法事のため、一部従来の品書きとはことなりましたが・・・・・

ではご紹介です。



     ゆば懐石               ゆばのぜんまいあえ

ゆば懐石          紙ゆばの酢の物

ゆば懐石         しの巻き・揚げゆばの煮物

ゆば懐石        姫鱒の西京焼きと白和え、
                                                      フルーツ寒天寄せ

ゆば懐石       引き上げゆばの刺身

ゆば懐石       たぐりゆばの味噌田楽

ゆば懐石      舞茸入り碗(左後方)とうどん

ゆば懐石      デザート







日光にお越しの際は、湯波懐石をお試しくださいませ。