団子よりは花だったけど・・・・花よりも、おしゃべりに花が咲きました♪



お花見デート



そして、さよならの時は、今回も

「えっ、もうこんな時間になっちゃった。

まだ話したいこと全部話してないのにね。

また、会おうね!」


なぜかいつも、別れはこのセリフなのよね・・・・・。

名残惜しい気持ちに後ろ髪をひかれる思いで手を振りながら、

それぞれ南へ北へと、新橋から電車にのって・・・・・・。






お花見デート






出逢って2年です。しかも出逢いはブログ。

こんな出逢いが、運命で決まっていたのかな?

不思議がいっぱいの出逢いです。不思議がいっぱいのつながりです。

そして思うの! アラ還近い年になって出逢ったのに、どうしていつも旧知の感覚、

十代から一緒に過ごしてきたような感覚になるのかしら? って。

ずっとずっと互いに知っていたように、互いの気持ちが読めるの、共感しあえるの。

ふわっとした空気に包まれて、とても気持ちが楽なごくごく自然なつながり。




互いに知れば知るほど、知る前からニアミスがいっぱいあったことや

同じときに同じことをしていたことに驚かされています。



                                今回もこんな不思議がありました。

   プレゼント:まつりんご


彼女から・・・・・・まつりんごさんから手渡されたプレゼント。                               (桜の下でたのしい語らい by まつりんご)

 「ずいぶん前にね、ドイツ村にイルミネーションを見に行った時、買ったの。

        ずっと温めたままになっていて、渡すのが今頃になっちゃった。」






帰路の特急スペーシアの中で一日の余韻に浸りながら、そっと包みを開きました。

コットンと麻混紡のガーデンマフラー

大好きなC.M.Bakerの ‟The Complete Book of the Flower Fairies” に登場する

妖精のメモパッドとクリアファイル。


どれも私の好みを知ってのことと感動!

でもね、それ以上に驚き、不思議に思ったことがあったのです。

実は、バラの妖精のメモパッドを数日前にあるお店で見かけて、手に取ったのです。

同じメモパッドを今まで何回、目にしていたかしら?

軽井沢レイクガーデンのガーデンショップやデパート、雑貨屋さん、ネットetcでもね。

 いつもそのたびに迷っていたの。

「買おうかな? どうしよう?」 って。


プレゼント:まつりんご



数日前は、本気で買おうと思ったのです。

だけど、レジへと踵を返す瞬間に「やめた!」と思ったの。

なぜ、そう思ったのかな・・・・・??

そのメモパッドが、数日後に私の手の中に・・・・・・・どうして?

もちろん、彼女からプレゼントされるなんて予知していませんよ。

彼女だって、私が欲しいけど、どうしよう・・・・という気持ちを持っていることを知らないはず。

                    以心伝心?・・・・なの?


プレゼント:まつりんご



なんでしょうね、この不思議! 

こんな不思議が、今までにいくつも二人の間にあるのです。

「不思議だな? どうなっているの?」と思うと、

いつも解体して珍書にしてしまうしば~じゅなんですが、形なきこの不思議はどうにもね・・・・・。





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きっと今この同じ時間に、まつりんごさんも出勤する前に記事を更新しようと

書いているのではないかしら? それとも今頃アップ完了したかしら?

間もなく正午のお知らせが入る頃ですよ。





暖かい季節になったら会いたいねと、ずいぶん前からの約束でした。

3月26日の約束でいたけれど、しば~じゅの体調不良がなかなか改善されずに1週間の延期。

4月2日に東京丸の内南口で待ち合わせとなりました。

まずはね~、赤レンガが重厚でクラシックな佇まいを見せる三菱一号美術館へ。


企画展 ザ・ビューティフル~英国の唯美主義~を見に行きました。




お花見デート




19世紀後半のイギリスで、壮大なムーブメントへと発展した

前衛芸術家たちが追い求めた「新しい美」

その「新しい美」こと唯美主義の国際展、日本初上陸

                                                  というのが、見所です。




華やかな19世紀の美が映える美術館内の内装は、落ち着いて上品で美しく、

とても上質な時間を過ごすことができました。

緑美しい中庭を見下ろせる大きなガラス窓のある各階の廊下には、ベンチが置かれ、

空中庭園に身を置いたように、ゆったりとした気分になることができます。




こんな素敵な空間にいたのに、「綺麗ね、美しいね、最高ね!」が、連発だったのに・・・・・、

撮影可能な場所での写真さえ、1枚もな~い!

なぜって・・・・わかるでしょ、お喋りに夢中だったの!おしゃべり満開よ~!

おばちゃん二人がね、まるで女子高生のように、

「わあ、見てみて~、素敵ね~。」 「わっ、これもいいねぇ♪」 「あっ、これ欲しい~。」

なあんて、きゃぴきゃぴしている姿をご想像くださいね。

写真を撮るのをすっかり忘れていました。




美術館を後にして、ランチを頂くために銀座方面へ。でももうすぐ2時!

なんと美術館に3時間近くいた計算になるのかいな! ホント? そんなにいた?

とにかく急ごう!ランチは3時までだって!

まつりんごさんに案内されたのは、銀座3丁目界隈の和風ビュッフェ「響き」

ここもね~、写真がないんです。何やってんだわたし!だけじゃないよ! 二人ともです!!

いいのいいの、美術館もランチも花見もみ~んな付け足しのおまけ。

おしゃべりが出来ればそれでいい~って!




そそくさと・・・・・それでもね、メイン一品の他は食べ放題のビュッフェだからね~

お代わりしたいものはしっかりお代わりしましたよ!

だけど、美味しいのかそうでないのか、よくわからなかった。

そそくさと食べたからじゃないの。おしゃべりに夢中で味への意識が遮断されていたからなの。







次に向かったのは汐留方面。江戸時代、徳川将軍家別邸の庭園「浜離宮恩賜庭園」へ。

ここは、楽しみでしたよ~!  桜に期待です♪  だってお花見デートだもん♪


お花見デート   お花見デート




だけどね~、ちょっとがっかり。私が描いていた浜離宮じゃなかったのだもの・・・・・

確か、「江戸の潮風そよぐ浜御殿」のはずでしょ。昔はそうだったのよね。

汐留、都会の一等地! これを放っておくはずがない! ビルの乱立!

しかも、大手門橋がかかる築地川は、トロ箱浮かぶドブ川で・・・・・・




お花見デート




ビルの谷間に潜む「谷間御殿庭園」です! 海なんて見えません!

海があるらしきは、ビルの中を縫うように走るシーバスの姿で確認しましたよ。

(園内の東京湾の端まで、辿り着かなかったのは事実だけどね・・・・・おしゃべりに夢中で)

                         がっかりだなぁ! でも仕方ないか!




お花見デート      満開の桜の枝ごしに見えるのは

                                   ビル、ビル、ビル…高層ビルばかり!





さて、気を取り直して~、園内散策。お花見デート




お花見デート   あふれるほどに桜咲き誇る梢を見上げれば、

                                              お空はぽっかりハート型





カメラアイを下へ下へと辿ると        お花見デート 


                          威風堂々の苔むしたこの樹幹! 絵になるなぁ!

           あなたは何歳?何百歳?




ここにこうしてしっかり根を張って、都会の変遷を 市井の変遷を 見続けてきたのですか?

あまりの変わり様に、嘆いてはいませんか?






老巨木の足元を優しくふんわりと彩る、ピンクとライトグリーンとが織りなすカーペット


お花見デート



                                       花吹雪舞う~♪

お花見デート




お花見デート分かります? 右下の白いもの。

                                      桜の精じゃないのよ! 

                                            一陣の風に舞い散る花びらなの♪



ようく見てください!

舞ってます♪ 画面全体に白い花びらが~♪ 風に舞い踊る花吹雪~♪






初々しいピンクに染まった蕾         お花見デート

                         ほんのりワインレッドに染まったメローな萼が対照的






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花桃と桜と椿と、まさしく春爛漫♪                              






                               江戸紫ともいえるのかな?このキランソウの青紫は。    
お花見デート お花見デート


   浜離宮にふさわしい野草かもしれません。






                山吹の黄色が目に鮮やか。薄暗い木陰を陰から陽の景色に変えて~  


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                ドクダミ? 遠目にはそう見えました。でも、ドクダミは夏に咲く・・・・・  


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                              スタイリッシュなツ~ンと尖った蕾に胸キュン

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ピュアホワイトの花びら清楚で、めしべのポンポン状が何とも可愛い~♪


お花見デート  花びらの形には個体差があるけれど、


                   茎にはびっしりと小さなとげがあり、5枚の小葉で構成される葉。

                      高さは60cmほどの 這性の原種バラのように見えるのですが・・・・・

               初めて見る植物です。検索しましたが名前が解りません。

どなたかわかりますか?      








           黄色いサンシュユは小さな花びらがほとんど散って        

しべばかりが目立っています。        



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下草のように生い茂る緑の葉。

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葉を掻き分けるように覗いてみると、これは・・・・・白とピンクのオドリコソウだよね。

庭のラミウムと同じ仲間の野生種。もう咲いているんだ♪








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やっぱりね、花好きの二人です。

レンズを向けながらもおしゃべりは止まらないけれど・・・・・

花だけは、しっかり撮ってきましたよ。


だけどね~、庭園のどのくらいを回ったのだろう? 同じところをぐるぐる回っていたのかもしれないな。

だって、おしゃべりしているから、気がおろそかになることが多くてね・・・・・・。



池のサギやカモたちとお別れする頃は、帰りの浅草発に間に合うかどうか、ちょっと怪しくなって・・・・・

新橋へと急ぐこととあいなりました。





楽しかったね、楽しい一日をありがとう!

 また会おうね! 次は5月11日、国バラへ一緒にね!









  長くなりました。最後まで読んでくださりありがとうございます。