曇天俄かに掻き曇り~、バケツでぶちまけたる雨に打ち付けられ~・・・・ああァ、ナンタルチア♪
今週は、毎日激しい雨に見舞われているしば~じゅ地方です。
といっても、わずか数分続き、ぱっと青空が広がり・・・・・・再び、曇天俄に・・・・・・
を一日に何回も繰り返すのですが・・・・・。
夕闇が迫るのもこんな日は、早くて・・・・・・
ゾクゾク~・・・・・
おやぁ、何かに睨まれている気配・・・・・
殺気を感じるような・・・・・・、コテージを襲おうとしているものがおるような・・・・・。
おそるおそる、庭に出ると・・・・・・・

いたあぁ~! こいつだぁ! 雄叫びをあげている!
大きな口をぐわぁ~んと開け、 「うおぉ~! 喰ってやるぅ! 飲み込んでやるぅ!」
み~んな揃って、コテージの方を睨んで、
生唾まで、滴らせておるぞ! (なんだ、雨の雫か・・・・。)
こんな大きな口に噛み砕かれたら~~~~~きゃあぁ~!
身をよじらせ、更に大きな口を開け、おどろおどろしい呪文を唱え、・・・・・・・。
あらっ、こわ~い夢を見ていたようですぅ。 (><;) (→o←)ゞ 
メドーセージこと、サルビア・グァラティニカ。南米原産のシソ科アキギリ属の植物。
(メドーセージの名で流通し、通称となっていますが、本当は英名メドーセージは別の花。)
草丈は1m~1.5mというのですが、うちのは2mに届きそう。
クローズアップすると、怖い表情のグァラティニカなんです。でも、本当は好きなの♥
耐寒性は-10℃くらいまで大丈夫というので、庭に根付かせたくて連れてくるのに、
毎年毎年、冬を越せませんでした。
これで最後、これでダメなら諦めると、昨年連れてきて、
冬は暑さ20cmを超えるほどに腐葉土のお布団被せたら・・・・・・・・
厳冬であったにもかかわらず、無事越冬! ヤッタネ ヽ(゜▽、゜)ノ

(右上は、蕾です。)
パカッと口を開いたような舌状花、シソ科の花の特徴ですが、
この子は切れ込みが深い分だけ、そして大きめな花であるが故に
魔女が連れ歩くカラスの嘴ような・・・・・・
恐ろしい表情になってしまうのね。
この大きな嘴の中は、どうなっているの? やるっきゃないでしょう!
解体珍書! 「 はい、メス!」
あれぇ、化けの皮をはいだら・・・・・・アハハの瞬間ですっ!
下唇を縦に裂いたのだけど・・・・・・・・見てください、この姿。
なんじゃこりゃ! お間抜けな妖怪といったところでしょ。
2本の雄しべが、飛び出した目玉のようで、突き出した雌しべは触角みたい。
もっと面白いのは、シベを花びらに固定した部分。
人間の鎖骨と左右の肺みたいに見えませんか。必死にへばりついている!
もっともっと面白いのは、
写真に撮りやすいようにセロテープで貼り付けたら、
魔女を磔(はりつけ)の刑にしたみたいで・・・・・・・。
一人ウケのしば~じゅでした。
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お知らせ : 秋蒔きの種、明日発送します。
今回は、11名の皆さんに応募いただき、ありがとうございました。
種の仕分けに手間取り・・・・・・その他のことにも手間取り・・・・・・
でも、本日夕方完了いたしました。
今日中にと思ったのですが、間に合いませんでした。
明日の午前中には、確実に発送しますので、
今週中に、応募いただいた皆様のお手元に届くと思います。
遅くなりまして、ごめんなさいね。
少々お待ちください。
