カナカナカナカナ・・・・・・・ヒグラシが鳴いてます。
ややもの悲しく清涼感を与える鳴き声・・・・・・夏の夕暮れに縁側で
風呂上がりの涼を取りながら、団扇でぱたぱたと。耳を澄ませばヒグラシの声が聞こえる。
確かにそんな風情ある光景なら、ヒグラシの声は好ましく思えることでしょう。
ところがね、コテージの周りでは、ほぼ一日中・・・・・・昼前後から夕暮れまで
ヒグラシの大合唱が続くのです。
風情なんて感じません。うるさいだけ・・・・・。
隣地の杉林&雑木林で夏を謳歌する声は、耳元で大きな声で話されているような錯覚すら・・・・・。
昼間のアブラゼミのジージージーが、日が暮れる頃になるとヒグラシのカナカナに変わる。
子どもの頃から、ずっと持っていたイメージが、コテージで過ごすようになってから崩れました。
調べてみたら、こういう事だったのです。
『広葉樹やスギなどの薄暗い林内に棲息して、
朝夕の暗い時を中心に鳴くが、
林内の暗い区域などでは日中でも鳴く。』
なるほどね、隣地が薄暗い広葉樹と杉の林だものね!
うるさいですよ~。風情なんて感じませ~ん。今もしきりに鳴いてます。
だけど、慣れました。耳は勝手に、聞きたくない音や声をシャットアウトする物なんですね。
あれ、予定外の書き出しになりました。
PCを立ち上げた時、「うるさいなぁ。」と思ったものだから・・・・・・。
今日は、ガーデンで絡みつく物を特集・・・・・・
大丈夫、木に絡みつく○○は出てきませんよ、yamaakoさん。
クレマチス・ポリッシュスピリットです。
この子は、本当によく咲いてくれます。
パーゴラを共有するパレードが咲き出す前の6月上旬から咲き始め、
パレードと共演し、 
パレードが終わった後は、パーゴラを独占して、見事な咲きっ振り!
二度、三度咲かせるために、剪定すればいいのでしょうが・・・・・
次から次に咲き上がるので、剪定する必要が無いかと、さぼっています。
花殻切りだけは、マメにしてますよ。
花殻を切ると、そのすぐ下の葉の付け根から、新しい蕾があがってきますから。
さて、もう一つクレマチスを。
白万重です。
今年は、シュネーヴィッチェンと共演中。
本当はね、カクテルと共演させるのが本来の目論見なんです。
こんな風にね。昨年の画像です。
白万重は、新旧両枝咲き。
中剪定しておいた枝から、春に新芽が吹いたのに・・・・・枯れました・・・・・と、思いました。
新たに苗を買って植えました。忘れた頃になって新梢が芽生え・・・・・・そんなこんなで
今年の白万重は、開花がずっと遅れて・・・・・二番花のカクテルは、ずっと高いところで開花中。
下の方に絡む白万重をカクテルは見下ろしています。
だから、二番花のシュネーヴィッチェンとだけ共演しているのです。
白万重の花容の変化って、見ていると楽しいですよね。
周りの萼が落ちると最後は、アイボリーのダリアの花みたい~♪
子どもの頃に良く見かけたのに、最近なんだか見かけないアレ。
秋のリース作りに使いたいんだけどなぁと、思っていた絡むものを発見!
しかもコテージの庭で。
ほら、絡んでいます。
しかも、しかよけネットに、しかっと絡んでいます。何だか分かる?
これです。こんな花です。
可愛いでしょう。もっとズームアップしましょうか。
愛らしい花ですよね。
グロキシニアの花をミニチュアにしたみたいです。
おっと~、触っちゃダメよ。 えっ、可愛い花だから、取って、髪飾りにしたいって・・・ウフフ。
昔、早乙女が田植えの時に髪につけたかんざしに、花が似ているのでサオトメバナの名があるそうです。
でも、やっぱり触らない方がいいと思うなぁ~。 それでも触りたいなら覚悟を決めてからね。
触るとね、くさい臭いがするの・・・・・人は、屁と糞のような臭いだって言うわよ。
だから名前は、ヘクソカズラ。こちらの方が一般的ですね。
こんな可愛い花なのに。誰が命名したんだか・・・・・?
秋になり、茶色い実になる頃は、もう嫌な臭いはしませんよ。
実で、リース作りを楽しめそう!
それにしても、去年は無かった所に生えたヘクソカズラ。
自宅のスイカズラ同様、(スイカズラのお話はココ) 森の小鳥からのプレゼントでしょうか?
白モッコウバラが絡むフェンスを、今飾っているのは、
ナツユキカズラ
後ろにツンツン伸びたのが白モッコウバラの新梢
隙間を埋めるように、白いナツユキカズラ。
そして、手前にググッと踊り出したワインレッドの蔓は、ジイソブ。
ジイソブで、今年も悪戯・・・ウシシシ・・・・・・。
バラに絡む嫌な奴らもいましたよ
開いたばかりのアイズフォーユーがたちまち餌食に。
一体、全部で何匹?
次々咲いても、次々食べられる悔しさ 。・゚゚・(≧д≦)・゚゚・。
餌食から逃れた花を切り取って、部屋に生けました。
