J’S GARDENの、バラのシーズン到来を告げる「バラ告げ花」、ナニワバラ。
1枚1枚がハートの形をした純白の花びら5枚、金色に輝くシベ、大好きなバラです。
今は華やかなステージを、他のバラたちに譲りました。
初花の開花に胸躍らせ、脚立で駆け上ったガーデンシェッドの屋根の上では、
今は、黄緑色の実が膨らんできています。
この実は熟すると、赤橙色になるというのですが、まだ、見たことがありません。
色づく前にみんな落ちてしまっているような気が・・・・・・この秋は、確かめなければ・・・・・。
ナニワバラの緑葉に垣間見える小さな白い花と、黄色い斑が入った黄緑の葉
ゴールデン・ハニーサックルが、シェッドの上の今の主役です。
夕闇が迫ってくると、辺り一帯の空気が甘い香りでむせるほどに濃厚になり、
スイカズラ(醉葛)という和名の通り、花の香に酔ってしまいそうです。
白い純白のナニワバラの花を見るたびに、思い出すことがあります。
師匠として敬愛する方がおりました。
日本文学に精通し、語学も堪能、バラ好きで・・・・・・教えていただいたことがたくさんありました。
ある時、わたしがナニワバラが大変好きであることをお話しすると、師匠もナニワバラがお好きとのこと。
「偶然ですね、ナニワバラを見るとあなたを思い出すことでしょう。」
そんなことを仰ってくださってから、どれほどの月日が流れたことか・・・・・・・
今では、お会いすることもなく音信もわからず・・・・お会いできるものならば・・・・・・
ナニワバラを見る度に師匠を思い出し、師匠も同じ事を思っているかしら・・・・・・・・?と、
ちょっとセンチメンタルな気持ちになったりします。
イングリッシュ・ローズの多くや、オールドローズのように、
100枚以上の花びらが幾重にも重なったロゼット咲きのクシュクシュのバラが大好きですが、
反面、ナニワバラのように、花びらが5枚だけの一重のバラにも、魅せられています。
一重のバラは、開花直後のシベの美しさがたまらない魅力です。
花弁の枚数が少ない分だけ、シベの美しさがより一層引き立てられるから・・・・・・~♪~♪♪~
庭のお気に入りの一重のバラ達を見てください。
デンティベス
開き初めて間もない花は初々しく優しいピンク色
ハシバミ色の葯とローズ色の花糸の対比が美しい
開花が進むと、花弁の色は、ほんのり桜色に、そして、葯の色が黒ずみ、その分、
紫を帯びたてきた花糸の色が際立ちます。
デンティベスに雰囲気が似たピンク・サクリーナ
でも、デンティベスよりずっと小さい花です。
桜色のこの花は、
桜の花がハラハラと散るように、散るのが早いけれど、
多花性で、長い期間次々に咲いては散るを繰り返し、楽しませてくれるバラです。
日本人好みのピンクサクリーナ。「サクリーナ」の命名は、サクラに由来するそうですよ。
このバラは、私のプロフィール画像になっています。
プロフィール画像にするだけの思い入れがあるバラなのですが、興味がある方は、
こちらをお読みください。
http://ameblo.jp/js-cott/entry-11292513949.html(←クリックしてね)
http://ameblo.jp/js-cott/entry-11293373694.html(上の記事の続きです)
デンティベスに似たバラをもう一つ紹介しますね。
ホワイトウィングです。
花べらの色はミルキーホワイトですが、シベの雰囲気がデンティベスにとても似ていると思いませんか?
デンティベスとホワイトウィング、両者を近くに植えて、対比しながら楽しんでいます。
こちらはカクテル
「赤字に白く、白丸染めて・・・・・・」 日本国旗の逆みたいな配色のバラですが、
咲き始めの○は、鮮やかな黄色です。
こちらは昨年迎えた、ER・キューガーデン。
咲き始めは、黄色みを帯びたコンデンスミルク色。次第に白く・・・・・・・。
花殻摘みをすると、秋まで休みなく開花するとのこと。
そして、私にとって一番の魅力は、秋に赤い実が出来ること。
秋に赤い実が出来、リース作りが楽しみな他の一重のバラたち。
バレリーナ
ピンクの野バラ(↑)と、白い野バラ(↓)
それから、コムラサキ(小紫)
昨年から秋の楽しみのために、ローズヒップが出来るバラを増やしています。
他に、ポールズヒマラヤンムスクやマウンテンスノー、センセーショナル・ファンタジーが
ローズ・ヒップのできるバラです。
ナニワバラにも出来ると良いな~♪ 今年は絶対に確かめよう!