見つけたっ!
昨日、開花を始めたファンタン・ラ・トゥールのピンクの花びらの茂みの中に
「頭隠して尻隠さず」のコガネムシ2匹・・・・・・・もちろん、ペットボトルの棺桶にお入りいただきました。
庭遊びに夢中になっていたら・・・・・・ゴロゴロ、ゴロゴロ、・・・・・・あら、「お腹の虫」が泣いている?
そうだ、お昼まだ食べてな~い! ゴロゴロ、ゴロゴロ・・・???? あれ?
ゴロゴロ、ゴロゴロは、空の上からだんだん大きく響いてきましたよ。
空も徐々に暗くなって・・・・・ポツッ、ポツッ、・・・ポツポツポツ・・・・・まずいいなぁ、来るぞ!
と、いうわけで、にわか雨が止むのを待つ間にブログの更新です。
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茎の先端にはじけるように花が咲きました。
深みのある赤と緑がかったクリーム色のコントラストが独特の雰囲気を醸し出しています。
トルコやブルガリアが原産地。耐寒性(-20℃)も強く、植えっぱなしOK!
その名は、アリウム・シクラム。
だけど・・・・・アリウムなのにアリウムじゃな~い。どうして?
以前はユリ(ネギ)科アリウム属として分類されていたのに、ネクタロスコルドゥム属へお引っ越し。
ネクタロスコルドゥム・シクラムと、めでたく改姓・・・・・?
舌を噛みそうな名前です。どうやって覚えようか?・・・・・・ネクタいをロスしてコ○ド○ムが・・・・・
おおっと~! いいやぁ! 流通名はシクラム・アリウムだものね。
それからね、葉や茎を潰すと、葱の仲間特有の強い臭いがくせ者かなぁ。 ステムがすーっと下垂して、
枝垂れ花火のようでしょう。優雅ですよね。
昨年、ガーデンに初登場。秋に球根を増やし2年目のネクタロスコルドゥム・シクラムです。
生長の様子が独特で可愛くて、春からずっとパパラッチしてました。
3月があたたかったせいか、早めのお目覚め、
4月中旬には、 もう、蕾が見えて。
このまますくすくと伸びて、5月中旬になりました。
小人さんのとんがり帽子のような形が可愛いでしょう。
薄皮帽子の中の蕾の一つ一つも膨らんで、パンパン! 弾けそうだねぇ。 ほら、ほころびてきた!
ウ~ン、剥がしちゃえ! ぴりっ・・・・・
うわっ、面白い!ぎっしり詰まった蕾達、お行儀良いなぁ! そして翌日、少しずつ枝垂れ始めましたよ。
薄皮帽子を剥がさずに、 意地悪せずに見守ると、こんな風。
5月下旬、俯いたベル型の花の開花♪~♪♪~
裏側全体がシルバーがかった緑で、渋いでしょ。
上品でシックな佇まいです。
ところが、下から覗くと、なかなかどうして・・・・
萼3枚花弁3枚。萼も花びらもそっくりさん。
深みのある赤と薄緑がかったクリーム色の組み合わせが華やかで、おしゃれです。
雌しべの付け根には、濃厚な密もたっぷり。濡れて光っています。
花を束ねて、上を向かせたら、
ほら、素敵なブーケが出来ました。 ちょっと、へそ曲がりを発見!
植物界にもへそ曲がりがいるんですね。感心しきり。ほとんどの花が枝垂れていないんです
上を向いて開きかかった花、何かに似ていませんか?
チューリップに似ているでしょう。こんな色合いのチューリップを見たことありますよ。
ネクタロスコルドゥム・シクラムもチューリップも、同じユリ科の親戚ですものね。
そして、この画像の後方の 小さなピンクの花の固まりも
同じ親戚のアリウム・ロゼウムです。
こちらは正真正銘の、アリウム属ですから、失礼なきように!
ネクタロスコルドゥム・シクラムは、球根植物ですが、種の採種も簡単にできるそうです。
秋の種のご希望リストに加えましょうか。(種から開花まで5年かかるそうですが・・・)