リリリリリ~ン、 リリリリリ~ン・・・・・・・・けたたましい音
「はいはい、分かりました。止めますよ~。静かにしてね~。」と、目覚まし時計に声を掛け、
それでも止めずにしばらく、手はモクモクと動いて・・・・・・・・・・あっ、5:20。フー、この辺で終わり!
写真の取り込みや写真選び・記事書き・記事の推敲&修正・・・・・・ブログ記事公開まで
いつも1時間半から2時間時、だから、5時に取りかからないと、帰宅時刻に・・・・・。
目覚ましをセットして、ステンドグラスの作成に没頭していました。
(今日はパウダー・スノー
5.6cmの積雪)
雑用が多く、なかなか思うようには進まないのですが、今日は、前回に続く製作工程を紹介します。
前回はここまででしたね。 
板ガラスからピースを大まかに切り取り、グロージングプライヤーでかみ砕いて形を整える所まで。
ガリガリと砕いた後のピースの様子です。ラインぎりぎりまで囓り取りましたが、凸凹していますね。
凸凹を削って研磨するために使う機械がルーター。
筒のような部分がモーターで回転し、ガラスの切り口を研磨します。
ステンドグラス作成で、私が一番好きな工程です。
固いガラスの凸凹が、ガアー~~~~ッと小気味よく削られ、
ジグゾーパズルのピースが、一つ生まれる瞬間。
そう、この工程は、
ジグゾーパズルをやっている時の、ぴたっと嵌るピースを探し当てた快感に似ています。
(ジグゾーパズルも大好きよ~!)
また、下図に色ガラスのピースを置いて空間を埋めていくのは、
あたかも真っ新の塗り絵に、色がのっていくのと同じ過程でもあるのです。ワクワクします。
だけど、・・・・・・この過程は肉体的苦痛も多く伴う・・・・・指先から血を出したり、つめが削れたり。
回転するルーターの刃の部分にガラスを押しつける力は相当なものです。
小さくて複雑なラインをもつピース(上の水色のピースは約3cm×4mm)ほど、指先への負担が大きい。
小さなピースのためのこんな道具もあるのですが、
使いずらくて嫌い! 微妙な力加減が出来ないの。
だから、ついつい直接指で気合いを入れて~、押さえ込み~!
ルーターで研磨すると、ラインはこんなにきれいな切り口になります。
紅い花のピースを配置図に並べてみました。
他のピースも並べて・・・・・・配色はうまくいったみたい~♪♪ 次は、テープ巻きの作業です(右)
カッパーテープ、河童でも合羽でもありませんよ。copperつまり銅のことです。
銅のテープの裏側に黒い粘着材が塗ってあり(右画像)、ガラスの切り口に密着させて巻いていきます。
左側の雫型の木製の道具で、テープを密着させるのですが、
私は、その左側の百均で買った金属製のペーパーナイフがお気に入り。細かい作業がしやすいの。
右側の紅い花びらのテープ巻きが終わったところです。
ここまでは平面配置図での作業でしたが、今回は筒状の作品に仕上げます。
テープを巻きながら、後方のモールドに
両面テープで仮止めしていきます。
でも、平面にあったものを曲面に並べると、各ピースの微調整が必要に。
ルーターで調整しながらテープを巻き、両面テープで貼り付け、今日はここまで出来ました。
裏側にも図案の花を仮止めし、間のスペースを白で埋め終わったら、次の工程です。
次にアップするまで、ちょっと時間がかかりそうですよ。
