9月に庭で、たくさんたくさん咲いたクレマチスの仲間のクサボタン。
初冬の頃まで、次々に表情を変え、いつ見ても飽きない花です。
どの表情も愛らしくて、可愛い~~♪
9月末、全ての花が散った後、
まあるくて、小さなコロコロボタンが一つずつ、先っぽに残りました。
おや、コロコロボタンがプツプツボタンに
変わり初め、角まで生えてきましたよ。
一部のコロコロボタンの変身が、全てのコロコロボタンにも現れて、
とがった角も緩やかにカーブ、まるで花が咲いたようですね。2度目の花・・・・・・?
変身は、これで終わりではありません。 ほらね・・・・・。
糸のような花びらだと思ったのに、なんとヒゲが生えてきた?
次の変化は声変わり? 喉仏も膨らむ?
いえいえ、これは、綿毛への変化なのです。
プツプツボタンの一つ一つの「プツ」は実は種だったんです。
子孫を殖やすために、木枯らしに乗って飛び立つ準備の始まりです。
ほらほら、見~つけた。去年の種から芽生えたガーデン2世。うちの若旦那です。
晩秋から初冬にかけて、全てが綿毛になったとき、3度目の花(?)の見頃です。
冬枯れ一歩手前の寂しくなった庭の銀色の花が、柔らかい日差しの中で煌めくのです。
こちらも子孫を残すため、鳥の訪問を待ってます。アメリハナミズキの赤く熟した実。
そして、枝の先には、来春の花芽の準備が完了です。