庭から一歩外に踏み出してみました。 秋の野原探検です。
と言っても、コテージのすぐ裏ですが・・・・・。
ほら、コテージの屋根が見えるでしょう。
この屋根を越えて、お猿さん達が侵入してくるのですよ。
ネコジャラシが、ゆらゆらと手招きしています。
でも、辺りに猫は一匹もいませんでしたよ。
帆掛け船をつり下げた様な形のツリフネソウ。ツリフネソウ科です。
ホウセンカやインパチェンスも同じ仲間。
だから、ツリフネソウの種も自然にはじけて飛び出します。
この子もインパチェンスと同様(※)、忍耐力のない子なんですね。
※語源はインペイシェント:忍耐のないと言う意味。
種がこらえきれずにはじけ飛ぶことから。
冴え冴えとした青が美しいツユクサ。子供の頃はアカマンマと呼んでいたイヌタデ。
どちらもおままごと遊びの定番でした。
青い汁を搾ってジュースにしたり、アカマンマの名の通り、お赤飯に見立てたり・・・・・。
ツユクサの汁は、色水遊びにも使いました。半紙に色を吸わせたり、絵を画いたり・・・・・・。
イシャイラズとも呼ばれるゲンノショウコ。
下痢止めや胃薬としての民間薬ですね。
庭のゲラニウムやゼラニウムも同じフウロソウ科。
花の両側にある槍のような形の子房の付け根にある種が熟すと、
イヤリングのように、サヤが反り返っていくのが面白くて、
子供の頃、飽きもせずに眺めていたのを思い出します。
あれ、季節を間違えてるよ!
なんと、蕨です!
春にはいつも、蕨と湯葉を炊いて山椒の香味と共にいただくのが好き。
子供の頃。コンペイトウグサと呼んでいました。十分に咲いていないので分かりにくいかな?
今朝、本当の名前をはじめて知りました。
左は、ママコノシリヌグイ。右はミゾソバ。
yamaakoさんのコメントで知りました。yamaakoさん、ありがとう。
大きな違いは、棘の有無。左は茎に短い棘がびっしり。これで継子いじめをするのでしょうか。
よく見ると、葉の形も違いますね。
ママコノシリヌグイは牛の額のようなな形で、ミゾソバは三角形に近い形をしています。
こちらは、最近はやりのオーナメンタル・グラスの一つ。
チカラシバ。
どこにだってある雑草ですよ。これを堂々とポット植えにして値段つけて売っている。
信じられないなあ!
と、言いつつ、すぐ近所に自生しているのに気づかず、高いお金を出して
クサボタンの鉢を買ってきた自分をあざけるしば~じゅでありました。
ホント、アホだった!
上を見上げれば、キイウィが!
裏の空き家の住人が、残していったキイウィ、去年は鈴なりだったけど・・・・・・・。
霜が降りて、果実が幾分柔らかくなった頃、
猿も鈴なりになりました。
そんな猿に負けじと、手や高枝鋏が届く範囲で、husと二人、たくさんたくさん採りました。
husが高所恐怖症でなかったら、はしごに登って、もっとたくさん採れたのに・・・・・・
と、猿をうらやむ誰かさんでした。
キイウィ・ソース、ヨーグルトにかけて食べてます。
野原に出ると、子供の頃が懐かしい♪♪ そんな午後でした。