真夏の庭の、陽がたっぷり注ぐ大きな葉っぱの上に、カタツムリが1匹?・・・・・2匹かな?

でも・・・・・・・ちょっと変? 色が・・・・形が・・・・ちょっと・・・・・・・。やっぱり変ですよね。



 


正体はこれですよ。

 えっ・・・・・・・何、これ?  

実はね、これ、my husband のペットなんです!?

半分ホントで、半分ウソの話なの。だんだんにお話ししていきましょう。





   



正体は、植物。このカタツムリみたいな変な奴は、蕾なんです。

後方の薄紫が花。この花も良く見るとカタツムリに見えるのよ。


 


                 



撮す角度が悪かったかな? 角度によっては紫のカタツムリに見えるの。

南米はベネズエラ原産のマメ科の植物で、その名も、スネイル・フラワー

まんま、カタツムリ花です。

別名は、ファセオルス・カラカラとか ビグナ・カラカラとも言われるそうですが、

やっぱり、スネイル・フラワーが、一番似合いそう ♪♪

決して、スネイク・フラワーと言わないでくださいな。「ぎゃあああ!」になりますから。



 



珍しく、ユニークで、かつ 美しい花でしょう。

種苗会社から苗で取り寄せ4年目にして、3回目の花です。

寒さに弱いので冬は温室ですが、夏になるとスゴイ勢いで伸びますよ。



 



ごくまれに実が付きます。

昨年たった一つだけ実が出来たので、種を蒔き、発芽までは無事に進んだけど・・・・・ダメでした。

挿し木でも増やせると言うことなので、今度挑戦してみようかな。





husbandのペットたる由縁ですが、下を見てください。



 



パーゴラを突き抜けた蔓が、のびのびと伸びるように支柱を立て、麻ひもを張り・・・・

やがては運動会の万国旗のように、カタツムリがぶら下がることになるのでしょう。

これを仕組んだのがhusbandです。



3年間、毎年、頼みもしないのに、蔓を伸してやろうとひも張りをするのです。

そして、「伸びた伸びた。」と独り喜んでいるのです。

そう言えば、「花が咲いた。」と喜ぶhusの声を聞いたことがないなあ。

「花が咲いたあ!」は私の声で、「伸びた伸びた!」がhusの声。

my husband は、何故かガーデンの中でもこのスネイル・フラワーの蔓だけにご執心あそばすのです。

まるで、ペットを可愛がるように。どうしてなんでしょうね?