Oh!今日は記念すべき日だあ!

何と1日に、2回もブログを更新、初体験です!



この記念すべき日に、まずお見せしたいキラキラ光り物。
憂鬱になる雨ですが、見方を変えれば心ウキウキしてきます。


   

     アルケミラ・モリスの葉の上でころころ転がる銀の玉
          ニゲラの針のように細い葉先目指して、次々滑り落ち行くビーズのような水滴



    

 

ゲウムに綿毛のような種が出来ました。
綿毛の先にどれだけ大きな水滴作れるか競争中。



    

      まもなく出番のあじさいたち。エンドレス・サマー(左)とアナベル(右)
    蕾に固まりの中にたっぷり水滴を貯えて、この季節の到来を喜んでいるが如し。



    

     

ルドゥーテが描いたバラ、ロサ・ケンティフォーリア(左)と
ER プリンセス・アレキサンドラ・オブ・ケント(右)
どちらも姫君に縁のあるバラたち。水滴がダイアモンドのティアラに見えてきませんか。






こちらはちょっと困りもの。

 

蕾に付いた水滴が、花びらを変色させています。
ボールにならなければいいけれど・・・・・。
シャンテ・ロゼ・ミサト。








こちらはこれからの季節、ゲストを迎えるティーラウンジ。

庭を眺めながら、お茶やケーキをいただき、ゆったりと語らいます。

ゲストが、時の流れを忘れる空間です 


 



5月の連休までは温室でした。

例年なら、連休前にはティーラウンジへと変身していたのに、

今年は、連休中に植物を外へ引っ越しさせたものの、なんやかんやでやっと3日前。

それまでは育苗室として足の踏み場もなく、お見せできる状態ではありませんでしたよ。

ティーラウンジへ変身する前の最後の作業が、挿し芽でした。




梅雨時は、やっぱ、挿し芽で植物を更新させなくちゃ!





今回、挿し芽したのは、ルエリア・マクランタ、アメジスト・セージ、

ローズリーフ・セージ、ウエスト・リンギア、ツリー・ジェマンダーの5種類



 
切り戻しや株分けした枝茎を水にしばしつけておき、




  
挿し穂を作ると、これっぽっちに。


        挿し穂の様子

    
蒸散を押さえるため、葉は2,3枚残し小さくカット。
茎先は発根をよくするためなるべく断面積が広くなるよう両側からV字カット。 
切れ味の良いカッターを使うこと。細胞を潰さないために。


  

 
挿し穂は20~30分、メネデール100倍液につけておきます。



さて、いよいよ挿し芽。2種類でやりました。


1つは、500mlのペットボトル2分割を利用し、挿し芽用土を入れます。
キャップとボトルの肩の部分に、水抜き兼水吸い上げ用の穴を5~6個ずつ開けました。
挿し芽の後は、発根するまで、メネデール100倍液を切らさないように。


  




もう一つは、ポリポット利用。
直接、挿し芽用の土を入れ挿し芽です。
挿し穂を土に挿すときは、断面の細胞を潰さないように割り箸で穴を開け、
挿し穂を落とし込むようにするといいですよ。
トレイに並べ、メネデール100倍液をポットの上から
割り箸の穴を消すよう静かに注ぎます。
こちらも、発根するまでは、液を切らさないように。


 

早いもので、発根まで2~3週間。セージ類は早いよ~。
ルエリアは、昨年は2ヶ月もかかりました。
ポット穴から根が出てくるまで、気長に待ちましょう。



毎年、挿し芽や挿し木で、たくさん苗を作っては、あちらこちらへと養子に出す私ですが 

なぜか、バラの挿し木はなかなかうまくいきません。なぜ・・・・・・?

ある方から 、用土を川砂にするといいとお聞きしてトライしたのが下のバラ。

切り花で買ってきた赤と白のしぼり咲きのバラ。

咲き終わり、処分しようとすると脇芽がにょきにょき出ていました。

これは、捨てたらもったいない。

早速、川砂でお試しです。

もう、1ヶ月近く経ちますが、4本挿したうち、2本はご覧の通り元気です。

新たに芽が出てきています。

これは、もう大丈夫だろうな。絶対に、花を咲かせたいな!



 





PS.

午前中に書いたお話、ウエルカム番鳥を特訓して日本語話せるようにしようかなあ。

英語と日本語で2回書くのは結構きついんだよなあ。バンチョウ君、聞き入れてくれるかな?

あいつ、結構頑固者だから・・・・・・・・。