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先ほど気分転換に北大路魯山人の「春夏秋冬料理王国」なる本を読みました
漫画「美味しいんぼ」の海原雄山のモデルにもなったらしい魯山人
巻末の略年譜をさらに略すると・・・
明治16年、京都生まれ、生家が貧しかったため、養子として転々とし、
幼少より日本画、書をたしなみ独学。若くしてその才を発揮し、24歳にして
「鴨亭」と称して書道教授として独立し、韓国統監府印刷局に勤め篆刻を学び
帰国後は活発に製作活動を行う。大正9年に「大雅美術店」を創業し、翌年4月より
同店二階にて「美食倶楽部」を始め、大正14年、赤坂に魯山人独自の調理、演出を
行う「星岡茶寮」を開き、その後、本格的に陶作活動を行うようになる
・・・とまあ、以後もいろいろあるのですが、書、画、陶、食の道を突き詰めた
いわゆる「魯山人」像の形成に影響したのはこのあたりでしょうか?
で、肝心の本書の感想ですが、ハッキリゆって
面白い!(=´∇`=)
まあ、昭和35年の本ですから、若干時代錯誤を感じるところもありますが
当時の食事情、流通事情を考えると、頷けることであり
最初に述べられた 料理 に対する心構えなんかは、本当に賛同!
彼がいう美味しい料理に必要な物とは
良い素材、良い調味料、それらを殺さぬ技術
・・・ズバリ必要不可欠要素なのですが、さらに何より大事なのは
これら要素でもって美味しい料理に近づこうとするための
思いやりの心、手間を惜しまぬ心、向上心
まあ、この三つの心があれば、上の三つの要素は集まってくるというか
追い求めたくなるというか、もはや追求せざるを得ない状態 笑
家でも店でも、現実問題として、この通り全てを実行するのは難しいのですが
「より良き」を求める心を忘れないように、日々精進!
と勝手に解釈したワタクシでした (*´ー`)
あとの内容は、この人ってホント、何でも食べてみてるな~
と、つくづく感心させられる悪食ネタとか、「美味しんぼ」ネタとか
(山椒魚がかなり美味しいらしい、ホントに山椒の芳香なんだって)」
食を通した独自の文化観も、面白かったし全編通していえることは
魯山人はとっても真摯なこだわりのヒト
に尽きますね・・・よっしゃ、また試作品にとりかかるか!