同日2本目は

【成れの果て】 





確か公開2日目だったかな?
舞台挨拶ありで予約したけど、誰が登壇するのかわからなかったけど、萩原みのりさんは来ると予想してました…が、違ったチュー
大阪の舞台挨拶には登壇されてような記憶も。
前日に登壇されたので、2日連チャンはなかった



河合小夜……萩原みのり

河合あすみ……柊瑠美
布施野 光輝……木口健太
野本エイゴ……後藤剛範
今井絵里……秋山ゆずき
雅司……田口智也
弓枝……梅舟惟永
今井……花戸祐介


(敬称略)

(あらすじ)
8年前、とある事件で心に傷を負った小夜は東京に出て、ファッションデザイナーの卵として暮らしていた。
そんなある日、地元に暮らす姉のあすみから連絡が入る。それは今度結婚するという内容の電話。
『おめでとう。何て人?』
あすみは言いにくそうに名前を言った。
『布施野さん……』
名前を聞いて小夜は愕然とした。

いてもたってもいられず、友人のエイゴを連れて故郷へ戻った小夜。
妹の突然の帰郷に、あすみは動揺を隠せない
質素ながらも平穏だったあすみの暮らしは、その日から小夜を中心に回り出す。

帰宅した布施野と8年ぶりの再会を果たした小夜は、地元の企業に就職し、結婚も控えるなど順風満帆な布施に苛立ちを募らせる 

実は8年前、布施野は小夜の事件に関係していた男だった。

そして小夜の出現を引き金に、あすみに思いを寄せる幼なじみ、事件の現場に居合わせた布施野の友人と、事件を小説にしようとするその恋人
様々な思惑を抱える人々の〖業〗が次第に炙り出されていく

布施野に対する憎しみが抑えきれず、ついに驚くべき行動に出る小夜
そしてあすみと小夜との確執が明らかとなっていく







見ていてけ決して気持ちいいハッピーにはなれない映画
人間の持ってる嫌な部分をしっかりと描いている
こちらの作品の原作は、舞台の戯曲
小夜を演じるのは、とても難しいと思う
過去のトラウマであり、姉との確執
復讐、許すことの出来ない事実
感情の微妙な機微を表現するのは、大変だけど
萩原みのりさんの演技素晴らしかったです
印象的なのは、小夜の眼差し
その眼の映る先は、何を見ているの?
哀しげであり、諦めでもあり、寂しげでもあり
何とも言えない眼差しだった。





この日の舞台挨拶は
宮岡太郎監督と木口健太さん
確かこの時は、木口健太さん出演作が色々と公開していて、木口健太祭りだ!的なお話をされてたと記憶している