この日は
朝劇から
映画🎥からまた舞台へと
充実した日でごさいました!
【ミュジコフィリア】
原作は、漫画で
さそうあきら先生で全5巻
長編映画初主演の井之脇海さん
ピアノを弾く姿が画になる🎶
漆原 朔……井之脇海
浪花 凪……松本穂香
貴志野大成……山崎育三郎
谷崎小夜……川添野愛
青田完一……阿部進之介
貴志野龍……石丸幹二
椋本美也子……濱田マリ
漆原君江……神野三鈴
谷口正晃監督
(敬称略)
(あらすじ)
京都にある芸術大学の美術学部に入学した朔は、入学式当日にひょんなことから〖現代音楽研究会〗が催す賀茂川での花見に巻き込まれた。
そこには音楽学部作曲科で留年中の青田完一をはじめクセの強そうな学生たちが揃っていたが、朔は憧れの幼なじみでバイオリニストの小夜の姿を見つけ、喜びを隠せなかった。
だが、このサークルを立ち上げたのは若き天才作曲家として注目される大学院生、貴志野大成と聞き、朔は急に不機嫌になる。
朔と大成は、高名な作曲家である貴志野龍を父に持つ異母兄弟だった。
そのことは周りでは大成の恋人である小夜しか知らない。朔の母・君江はチェリストの道を諦めひとりで朔を育ててきた。
朔は天性の音楽の才能を持ちながらも、父と兄へのコンプレックスからずっと音楽を憎みながら生きてきたのだ。
花見の後、賀茂川にひとり残った朔は即興でピアノを弾き始める。次第に夢中になっていく朔を物陰で見つめていたのはサークルの顧問である椋本准教授と、偶然通りがかった浪花凪。
凪はピアノ科の新入生だが、彼女も天性といえる音感を持っていて朔が奏でるピアノの音に共感し、やがて彼に想いを寄せるようになる。
凪や青田に押し切られ入った現代音楽研究会で、朔は少しずつ音楽の楽しさを思い出していく。
そんな朔を見た母は、
『朔が音楽に迷ったら渡してほしい』と父からずっと預かっていたという1本の鍵を朔に渡す。
一方、大成は秋に初めて京都で開催される国際的な作曲コンクールに唯一の日本人としてエントリーされる。
椋本は大成の楽譜について
『このままでは父親のコピーで終わる』と指摘し、朔が即興で弾いたピアノのメロディーは自分にはないものがあり、朔のことを天才だと言うのだった。
ある夜、大成の言動に傷つく小夜を見かねた朔は、大成と話をするために家を訪れた。
父がかつて母のチェリストとしての夢を奪い、自分からも音楽を奪ったこと、そして今度は大成が小夜の未来を奪おうとしていることを訴える朔。
しかし、激高した言い合いが続き、最後には立ち尽くす二人。大成は作曲に行き詰まり明らかに神経をすり減らしていた。朔は母から貰い受けた鍵を、自分には使い道がないからと大成に渡して家を後にした。
夜中、大成はその鍵を手に家の中の引き出しを確かめていく。やがて一つの引き出しが開き、出てきたのは古いオープンリールと楽譜だった…
オール京都ロケなので
景色も映画の味わい要素の一つ
朔演じる井之脇海さんの繊細な演技良かったぁ
父や兄にコンプレックスを感じながら
音楽と寄り添い、自分の道を歩んでいく
山崎育三郎さんとのシーンも感情がぶつかってる場面が多くて、物語の核となる場面
この対比があるからこそ、朔の存在が活きてくる!
松本穂香さん演じる凪の自由さが良かった
彼女は自分に正直なんだろうなって思う
劇中でギター弾いてるんですが
初めてのギターとは思えないぐらい馴染んでた
本編で実際に歌ってる姿が見れるのも貴重
賀茂川の中洲で、
朔がピアノを弾いて、凪が歌うシーンはすごく印象的であり、美しい映像🎵
山崎育三郎さんの大成は、すごくしっくりくる役でした!
ミュージカルやられてますし、音楽と一番近い存在なのかも。
もう佇まいが大成でした
主題歌の【小石のうた】
作詞・作曲は日食なつこさん
劇中では、松本穂香さんが歌ってて
とってもいい歌だった

素敵な映画でした。
今、テレビで新しい映画や色んなジャンルの映画の放送しないけど
こういう作品も放送して見てもらいたいものです