今年は今のところ映画鑑賞いいペース
そろそろ映画館のみで、50本到達しそう
マイノルマの100本は今年はクリア出来そうだ
さて、2月5日に観たのは……
【哀愁しんでれら】
この時はドラマも含め
〖山田杏奈強化月間!〗
的なノリで山田杏奈さん出演するものを、たくさん観てたわけで
出演は
田中圭
土屋太鳳
子役の女の子は、COCO
山田杏奈
石橋凌
綾乃彩
銀粉蝶
(あらすじ)
海辺の町の児童相談所で働く福浦小春は、自転車店を営む父・正秋(石橋凌)、大学受験を控えた妹・千夏(山田杏奈)、祖父・一郎(テーチャ)と4人で暮らしている。
母親は『あなたのお母さんをやめました』という言葉を10歳の小春に吐き捨てて以来、消息不明。
それでも4人は幸せでも不幸でもない、平和な毎日を送っていた。
しかしある夜、怒涛の不幸が福浦家を襲う。
幕開けは、祖父が風呂場で倒れたことだった。気が動転した一家は、晩酌していた父が運転する車で病院へ向かう途中で、ふらつく酔っ払いを間一髪で避けたものの、自損事故を起こしてしまう。
父が飲酒運転で連行され、祖父の付き添いを妹に任せ、1人で家に戻った小春の目に飛び込んできたのは火の不始末が原因で、店舗部分が燃えている光景。
憔悴しきって彼氏・広夢(水石亜飛夢)の家に泣きつきに行くと、小春の職場の先輩・礼奈(綾乃彩)と浮気の真っ最中だった…
茫然自失状態で夜道をさまよう小春は、警報機が鳴っている踏切で倒れている男性を救出する。
泥酔した男を公園で介抱してタクシーに乗せた小春は、男から『お礼をさせてください』と名刺を渡される。
そこには〖泉澤クリニック 院長 泉澤大悟〗と記されていた。
たった一晩で、小春は高一から十年間付き合ってきたバンドマンの恋人を、父は仕事を、妹は大学進学という夢を失った。
小春の給料だけでは、家族を養うことも、祖父の入院費や妹の学費を払うことも不可能だ。
名刺を見た女友達から
〖白馬になった王子様より、外車に乗ったお医者様〗とけしかけられて、小春は大悟(田中圭)に連絡を入れる。
大悟は命の恩人である小春を、ベンツで高級ブティックに連れていき、シンデレラが舞踏会で着るような高級なドレスとハイヒールを、何の躊躇もなしにプレゼントする。
41歳の大悟は、妻を交通事故で亡くしており、8歳の一人娘・ヒカリ(COCO)には母親が必要だと考えていた。
小春は人見知りで気難しいところがあると言うヒカリと、初対面であっという間に打ち解ける。
優しく裕福な大悟は、小春にとってまさしく王子様だった。
その後大悟は、祖父を知り合いの病院の特別室に転院させて入院費を肩代わりし、妹に勉強を教え、私に再就職先を紹介する。
小春だけでなく、福浦家にとっても救世主のような大悟の存在は大きくなっていく
大悟からのプロポーズを受け入れた小春は、運命の出会いからわずか1ヶ月で、不幸のどん底から一気に幸せな頂点へ
高級老人ホームで暮らす大悟の母・美智代(銀粉蝶)からは、『母になることと母であることは違う』と厳しい言葉をかけられるが、小春はヒカリにとっていい母親になることを胸に誓い、仕事を辞めて専業主婦の道を選ぶ
結婚式を無事に終えた小春は、大悟とヒカリが暮らす海辺の豪邸に迎え入れられ、3人家族の生活がスタートする。
幸せムードもつかの間、あんなに明るく懐いていたヒカリが暗い表情を見せ始める。
理由を尋ねると、クラスメイトの渉に筆箱を盗られたという
その筆箱は、かつて小春が手作りして
ヒカリにプレゼントしたものだった。
大悟と一緒に学校に出向き、教師に子供たちへのケアをちゃんとしてほしいと要請したところ、担任教師が小春に衝撃の事実を告げる。
毎日手作りのお弁当をヒカリに持たせているのに、ヒカリは母親にお弁当を作ってもらえないと、教室で泣いているのだという
ヒカリは小春に対して、日に日に反抗的かつワガママになっていく。
小春はそんなヒカリに悩み、大悟に相談するが、ヒカリファーストの大悟は、子供にはよくあることだと取り合ってくれず、小春は追い詰められていく
ある日、ヒカリのクラスメイトの来実が教室の窓から転落死する事故が起きる。
ヒカリは葬儀に赤い靴を履いて行くと言ってきかない。
葬儀後には『いっつも邪魔するの、来実ちゃん。だからゲームオーバーになっちゃったんだね』と笑みを浮かべる
ヒカリのワガママに我慢の限界を超えた小春は、衝動的にヒカリの頬を叩いてしまう。
それを知った大悟は、『子供の将来はその母親の努力で決まる』『母親としての自覚が足りない』と小春に母親失格の烙印を押し、家から出て行けと言い放つ。
『行かないで』と泣いて追いすがるヒカリを振り払う小春は、10歳の時に自分を捨てた母親の姿を自分に重ねていた。
またしても全てを失ってしまったと、絶望した小春は大悟と出会った踏切で自殺を図るが、反省して追いかけてきた大悟に助けられ、家に戻る。
3人での生活をリスタートした直後、ヒカリ
が泣きながら裸足で帰宅し、今度は靴を誰かに盗まれたと訴える。小春と大悟が学校に乗り込むと、渉が衝撃の証言をする
ヒカリが来実を突き落としたところを目撃したと。
ヒカリを一瞬でも疑ったことを猛烈に反省した大悟は、自分の書斎に集めていた宝物を全て焼き払い、何があろうとも、ヒカリを守り、ヒカリのためだけに生きることを誓う。
小春はそんな大悟と共にヒカリのためにできることを考え、ある恐ろしいことを思いつく。
小春と大悟が実行したヒカリのためのプランとは……
最初は爽やかなシンデレラストーリーかと思いきや、だんだんとサスペンス要素がマシマシで!!
田中圭さんの優しい王子さま的な行動や言動が徐々にエスカレートしていく様は、恐怖ですな
毎年真っ裸の写真や愛でてるもののヤバさが!
土屋太鳳さんの小春も普通の感覚を持っていたのに、過去のトラウマやヒカリへの不信感などから自失していく
幸せの日々から急転直下の日常へ
夫婦で学校に乗り込みキレるシーンは、実際にいそうな親だと思った!
ラストの集団殺人に至る心情は、複雑なものより
ヒカリや家族のためと単純に信じた結果
余計なものを排除しようとしたのでは…
山田杏奈さんは、妹・千夏役
まだ学生役が多いし、制服も似合うからなぁ
登場シーンは少ないながらも、やっぱり印象に残るわなぁ
綾乃彩さん
昔から応援してる女優さんで
小春の同じ職場の先輩で、彼氏の浮気相手という役柄
綾乃さんも登場シーンは少ないながらも、印象に残る
パンフレットに名前載ってて、写真も掲載されてるの、めっちゃ嬉しい
舞台に出てる時やイベントの時は、話してたけど、もう話す機会はないのかもしれない
今思うと、手作りご飯食べれたのは
めちゃくちゃ貴重な経験だったかも!
哀愁しんでれらは、予想を大きく覆された作品でした。
ハッピーエンドが好きだけど、毒のあるものも好き
これから怒涛の映画ラッシュとなるのだった👍