12月の本公演をまえに
スピンオフ企画に今回も参加❗
お散歩したり、撮影会する企画もあったりも
して、本番まで色々と楽しませてくれる
はら、はらりは、吉原遊郭のお話
そんな今回は
吉原で公演するという感慨深いものがある
【はら、はらり 物語へのいざない~吉原の巻】
10月24日
桜なべ中江別館 金村にて
昼の部と夜の部に参加

三ノ輪駅から歩いて向かうことに
徒歩15分ぐらいなので、ゆっくりと地図を見ながら進んでいく
会場に近づくにつれ
お店の雰囲気も夜の街に変わってきて
ソープランドが増え始める
吉原といえば、日本屈指のソープ街🛁🚿
綺麗なお店にふらふらと目移りしながらも
今日の目的のために、歩いてく
この見返り柳を過ぎると、目的地はすぐ!
この大通りに、日本家屋のレトロな店構えの何屋さんなのか?
行列が出来てた!
お蕎麦さんか天丼とかかな?と勝手に予想しつつ
いつものように早く着いてしまったけど
時間潰すような喫茶店もないし
コンビニで飲み物買って、待つことに
しばらくすると、顔馴染みのなっちゃん推しの方が来たので、お店の前で一緒に待つことにした!
時間となり開場すると
受付で支払い!ここでドリンク選んで持ってく感じ
この日は、甘酒のラインナップも増えてた。
受付近くの棚に、チェキや台本などの物販あった
会場は、2階で
先にうがい手洗いをしてからの入場
座布団席は、フェイスシールド
椅子席は、フェイスシールドなしでの観劇
腰痛なので、椅子席にして様子見
古い建物なので、昔はここも遊郭として
営業していたようで
1階の壁には、古地図であったり
昔のものが陳列されていた!
面白いのは、現在のソープランドの屋号が書かれていて、昔からあるお店なんだと
非常に面白かった
いくつ残ってるのか調べてみるのも、また一興ですね
途中休憩を挟み、2部構成
前回と同じ演目
高尾〖蜘蛛跳ねて〗奥村そら
花香〖さよなら、あたしのおちびちゃん〗沖村あやか
黄蝶×一蓮〖愛のはんぶんこ〗秋枝明日香×菅沼萌恵
そして今回新作は…
清花〖郭茸〗水野奈月 神馬彩
八兵衛×佳の江〖おんなじ風車〗米澤淳也×山崎愛美
(敬称略)
そして
吉福社中による〖吉原の狐舞ひ〗
順番は何となくしか覚えてないけど
ここで、アナザーストーリーを見ることにより
その人物を掘り下げてみれるので
本公演では、より感情移入して観れた!!
今回の新作は、初登場の清花花魁

推しのなっちゃんが演じてる
豊島屋四番手花魁
…わっちは、メカケノコというのは、キノコのひとつだと思っていたのでありんす…
先代楼主の妾の子として生まれた、豊島屋四番手花魁清花
郭の外の世界をひとつも知らない清花は、手練手管でお客に身請けをせがむ
男に身体を見せるとき、清花自身も知らなかった景色が、その心に現れて…
『ぬし、わっちの中にもございましたよ、このようなものが』
悲しい境遇であり、1度も吉原大門の外に出たことない
唯一外の世界へと行く方法は、身請けしてもらう以外ない
郭生まれの郭育ち
凛とした佇まいの中に、激しい感情やプライドを持ち合わせた女性という印象を受けた
本人が苦手とするセクシーさというか
妖艶な美しさが炸裂しておりました

なかなか股を開くシーンなんてないもんね
ドキッとしちゃいましたよ
そして、神馬彩さんのダンス💃が、より妖艶さに磨きをかけ、盛り上げてくれていた
この廓言葉というのでしょうか
可愛い

郭茸というタイトルも色んな意味が込められてるんだと思います
八兵衛×佳の江の〖おんなじ風車〗
…ぐるぐる ぐるぐる、おめさんのことばっかり…
吉原遊郭豊島屋二番手花魁佳の江と、雇い人の八兵衛は、同じ村の生まれ
江戸の片隅で巡り合い、同郷であることを知ったふたりは、互いを目で追うようになるが
心を打ち明けられずじれったい日々を過ごしてる
そんなある日、佳の江の部屋に八兵衛が訪れる
手作りの風車をひとつ、胸に忍ばせて
八兵衛はついに想いを打ち明けようとするのだが、景気づけに酒を呑んでしまい…
『んだなぁ、おんなじだ。おらたちおんなじ、風車だぁ』
このお2人は、本公演で私みる牡丹チーム
方言がめちゃくちゃ味があって
見てて微笑ましくなる
雇い人と花魁という
一緒になるということは固く禁じられてるわけで、そんな中で育んだ愛は、より深いものとなっていく
まだこの頃は、どういう結末が待ってるかは
わからない時でした
何となく幸せな結末ではないだろうとは思っていたけど…
狐面を被ったお方が登場!
吉福社中の〖吉原の狐舞ひ〗
吉福百合之助 吉福羽矢 吉福弓
(敬称略)
吉福社中は、日本の古き良き仮面劇である神楽の魅力を今に伝えるとともに、現代人にも分かりやすい、面白い芸能としての革新を目指す神楽団
2011年より、江戸時代に存在し
今は無くなってしまっていた〖吉原の狐舞ひ〗を町後援のもと復活させ、その伝承に力を注いでいる



大晦日の吉原では獅子舞ではなく
赤熊の毛をつけ、錦の衣で美しく着飾った〖狐舞ひ〗が現れ
笛や太鼓の囃子を引き連れて練り歩いていた
この狐舞ひは、遊郭に上がり込むと
遊女たちを囃し立て追いかけまわしたとされる
遊女たちの間では、この狐に抱きつかれると
子を身ごもるとの噂があり、身ごもっては商売が出来ないと
遊女たちは、おひねりを撒いて抱きつかれるのを防いだという
一種の鬼ごっこのような風景が年の瀬の風物詩となっていたようです
そんな説明もあり
狐舞ひが始まる!
コミカルな動きもあり、むかしの遊郭でも
こうやって楽しませていたんだなぁ
昼の部も終わり
次の公演まで、2時間ぐらいあったかな
ファミレスなどは、ちょっと遠いし
喫茶店などは、風俗の情報もらう専用の喫茶店だし
ちょうどいいのは、ソープに行くと
時間的には、サッパリして出てくると
丁度良かったりして(笑)
なんたって、こんだけお店あるんだから
時間潰すには最適かも

当てもなくとりあえずお店探しながら、2人で歩いていくと
レトロなお店発見
店頭でタコ焼きや大判焼きを売っていて
店内でも食事出来る
焼きそばの大盛り注文
シンプルな焼きそばだけど、なんなホッとする味
大判焼きも頼んで、アンコ熱々でいっぱい入ってる
お好み焼きもあったかな?
かき氷や甘味もあった記憶が!!!
しばらく時間を潰して
お店へ戻って
夜の部へ
今度は、座布団席の1番前で鑑賞
意外と夜は室内の温度が高くて
フェイスシールドを被ってると汗で曇る💦
廊下に出ると涼しくて心地よかった
お着物艶やかで綺麗ですね



本公演がより楽しみになった日でした
この公演も、萌恵さんの努力やご縁で
実現したもので
繋がりの大事さを感じましたね
バイタリティに溢れる方だと感心!
終演後、まっすぐにちゃんと駅に向かって帰りましたとさ٩(๑•ㅂ•)۶