昨年から気になってた映画が公開されたので行ってきた❗❗











『かぐらめ』

新宿武蔵野館で、1週間ほど上映されてました。1日1回、10時30分の回のみ
公開記念で連日トークショーが行われていた。
休みの日は、ちょうどイベント入っていなかった
と思っていたら、前日に急遽追加イベント決定❗❗❗

主演の武田梨奈さん、監督の奥秋泰男さん、主題歌を歌った片平里菜さんがトークショーに


まさかのラッキー


舞台は、山梨県都留市
父と娘の親子の物語

主演は、武田梨奈。大杉漣・筒井真理子・黒川芽以・森岡龍・朝加真由美・上條恒彦・今井雅之(敬称略)
今井雅之さんの遺作です。


奥秋泰男監督、主題歌「姿」片平里菜



とてもステキな作品

神楽とは、神様に奉納する舞
劇中では、獅子舞のように二人一組で舞う
かぐらめは、神楽女ということ

幼い頃、母の危篤の時でも神楽を舞いに行った父
確執が生まれ、娘は東京へ
母の法事で久しぶりの帰郷
家には、母に似ている見知らぬ女性が…
確執は深まるばかり

秋音は、都会で身も心もボロボロの状態
父は、妻が亡くなってから神楽をやめていたが、再び舞う決意をする


そんな中
脳の病気で父が、倒れる

秋音も、その事実を知り駆けつける
父が長年苦しんでいたことも知り、父の代わりに神楽を舞うことを決める


しかし、神楽はかつて女性が舞ったことは一度もなく許しが出ない

本物の祭りの舞台ではないが、舞うことに
そこに、仲間が集まり笛の音が聞こえてくる…




感動的なシーンです😢
格好いいアクションの武田梨奈さんも好きですが、このような作品も非常にいい

劇中での父役の大杉漣さんの仕事している背中がよい。色々背中で語っているような印象を受けた
残念なのは、今井雅之さんが初日舞台挨拶に立てなかったことや遺作であるということ
存在感のある役者さんだったし、舞台や映像作品でまだまだ観たい役者でした。
心からご冥福をお祈りします。


エンディングに流れる片平里菜さんの「姿」が、作品のために書き下ろされた曲で映画にぴったりの歌でした🎵


上映後、トークショーの始まり
ここでしか聞けない作品の裏話など、トークショーならではの面白味
質問コーナーもあったり、片平里菜さんに曲をかいてもらうのを熱望していたこと
実際、神楽を舞うにはものすごく体力がいるとのこと
中で歯で噛んでいること(獅子の頭かな?)
役者を選ぶうえで、体力のあることも条件だったようだ


30分近くのトークショーもあっという間

帰りにエレベーター前にいたら、武田梨奈さんたちが通っていきました
近くでみると、より顔の小ささが印象に残りましたね。

色々な所で上映して欲しいですね。