先週の土曜日
お出掛けして、夜までの時間が数時間空いてしまった


観たかった映画『青天の霹靂』を観てきました!!



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現在地から一番近そうだったのが錦糸町
時間的にも良さそうニコニコ



上映開始まで40分ある
この日は、TOHOシネマの日?で安くなっていて混雑している

邦画ですが、目の不自由な方に向けての字幕スーパー版


周りに人が居なさそうな所で、一番前2列のみ


2列目の端から3番目に座る
かなり見上げる感じだなぁと思っていたら、中央へ入っていくお客さん
そのうち隣も座り、一番前でさえ、ほぼ満席



久しぶりの満席状態での映画鑑賞!!!!



監督は、劇団ひとり
主演 大泉洋
柴咲コウ、劇団ひとりが両親役


主題歌がミスチル音符
(以下、内容書いてます)



うだつの上がらない売れないマジシャンの轟晴夫何かもがついていない
そんな折、警察より電話でホームレスになった父親が遺体で見つかったとのこと

もう何十年も疎遠だった父
遺体発見現場で、父の住んでいた高架下のダンボールハウス

近くには若き日の父と自分が写っている写真が…そんな時、突然稲光が鳴り響き、晴夫は気を失う



目覚めるとそこは現代の風景ではなく、過去の昭和48年にタイムスリップしていた


ある少年と出会い演芸場へ
そこでマジシャンとして働くことに


以前いたマジシャンが居なくなってしまったためだ


なぜかインドから来た「ぺぺ」としてアシスタントとともにステージに上がる

スプーン曲げを披露し客の心を掴む


ステージに上がっていたぺぺだったが、急にアシスタントの悦子(柴咲コウ)が体調を崩し舞台を休む


お見舞いにいった晴夫は、そこで警察からの電話があり同棲相手が捕まったと
悦子の代わりに晴夫が迎えに行く


そこに居たのは、若き日の父(劇団ひとり)
行方知れずだったエセ中国人マジシャン・チンでした。警察をマジックで騙してお金を巻き上げた罪で拘束されていた


自宅に帰り、悦子の妊娠を知った
晴夫は確信する
生まれてくるのは自分だと…


母は、幼い自分を置き去りにしたと恨んでいた
ろくでもない父が女を作ったからだと…
母が命がけで自分を産むような人だったなんて話が違う
「これじゃ、つじつまが合わないだよ」






晴夫と父の正太郎がコンビを組んで舞台に立つことになった
ぺぺ&チンは、舞台上でも喧嘩ばかり
支配人のアドバイスにより喧嘩しながらマジックしろといったのが大当たり

テレビオーディションもうまくいき何もかも順調に見えた…が


悦子が倒れた
医師の診断によると、子供を産めば母子共に危険だと告げられる

悦子は、絶対に産むと言う。正太郎は、ある決断をした
ぺぺ&チンの解散

1人で悦子のため、ラブホテルの清掃を始めた


いよいよ悦子の出産日が近付いてきた
お見舞いに訪れた晴夫に、悦子はこの子の未来を教えて欲しいと言う
以前、ユリゲラーブームや巨人V9を予言していたからである

ポツリポツリと晴夫は語り出す


どんな子供だったか、こんな事があるとか
嬉しそうに悦子は聞く

きっと自分は未来にはいないと分かっていたんだろう…

病室の傍らには、正太郎が作ったペーパーローズが飾られていた




いよいよ出産日
晴夫にとっての誕生日
そしてテレビ番組の最終オーディションに独りで挑む


分娩室へ向かう悦子
正太郎に声をかける


タキシードに身を包んだ晴夫のマジックショーが始まる
華麗なマジックの数々


病院で必死に闘う悦子



晴夫は、ペーパーローズを取り出す
宙に浮く花
ゆっくりと漂う
ペーパーローズを再び手に取り、瞬間本物の深紅の薔薇にかわる


赤ちゃんの産声が上がる


再び雷鳴がとどろき、晴夫は姿を消した…





気付くと現代の高架下
しばらく佇んでいると一本の電話が…

また、警察からで遺骨が別人だったと



そこへ父が現れた
また、警察を騙していたのである

父は、晴夫のことを想い嘘をつき時間の自由になる仕事を選んでいた


そして、言えなかった言葉


「ありがとう」


エンドロールになりミスチルの「放たれる」が流れる




最後の言葉は、色々と集約したありがとうでした。
マジックシーンでは、華麗な手さばき
器用な大泉さんでも大変だったと思います

好きなシーンは、病室での悦子へ自分のことを語るシーンは泣けますね~


劇団ひとりさんの中国人キャラは面白かった
2人のやりとりは、楽しかった



とっても素敵な映画でした。
DVD出たら買おうっと!!結構、カットしたシーンもあるらしいので、入ってたらいいな