以前書きかけの③も公開しましたので見てくださいませ
さて、東海道に戻りペースアップ
今日は、興津宿~江尻宿~府中宿までの予定
街道的には、15kmといったところ
黙々と歩いていますと、稚児橋が見えてきた
橋には、河童の像がある。
由来も諸説ありそうだが、ある書物よると
江戸初期に家康の命によりかけられた橋で、地元の老夫婦を選んで「わたりぞめ」をしようとしたとき、川の中からお河童頭の稚児があらわれ、橋を渡って府中方面に消えたことから、この名がついたという
橋の近くには、「河童のこしかけ石」があったり
川沿いの看板に「船高札」があったと記述があった
テクテク歩いていると、探している碑など見落とすことも多々ある
分かりづらい場所も結構あるんですよ
あと、困るのがトイレ
公衆トイレが少ないし、旧道歩いているとコンビニも少なかったり
今回もコンビニや寺社で借りることもあった
話はそれましたが、歩いていると
「追分羊羹」の赤のれんが見えてくる
その横に碑があります。
「是より志三づ道」の道標がある
東海道とから西へ久能山へ向かう道との分かれ道
店内に入ると羊羹や和菓子などが売っていて、右手のほうに行くと食べれるスペースがあるようだ。
追分羊羹とは、徳川家光のころ、旅に病める明の僧と出会い介抱したところ、僧は大変感謝し小豆のあつものづくりの秘法を伝授して去ったというのが、ことの発り
「追分羊羹 きざみ栗入れ」
追分羊羹の特徴は、竹の皮に包まれた蒸し羊羹である。
竹の皮ごと切って食べるのが、特徴である
弾力のある羊羹で、明らかに煉り羊羹とは違う
竹の皮の風味がしっかりとしていて、あまり甘くなくていいね。
昔は、砂糖が貴重だったから、これぐらいの甘さだったのかもしれない
しばらく歩いて、右折した先には「姥ヶ池」がある
池は、柵で囲われていました
この池にも逸話があるそうな
柵の周りには、姥ならぬおばあちゃまたちが、井戸端会議なさっている
東海道に戻り追分踏切を越し、坂を上ると
「上原子安地蔵堂」があった
長寿、安産、子育て、安全の守護として、多くの信仰を集めてきた。
道は、県道407号線へとでる
もうすぐ「府中宿」になります。
「有度」…うどって読むんですね
時刻は、15時30分過ぎ。少し焦ってきました
「草薙の一里塚」碑がありました。隣には、大きな狸の置物?がありました
「草薙神社の大鳥居」
当初、草薙神社も行こうと思っていたのですが、ここから1.5kmだったかどうか
記憶が曖昧ですが、往復だと時間がかかってしまうため止めておきました
空は、夕方に近く日も傾いてきた
足も痛くなってきてはいたが、ペースをあげて歩を進めるのであった
つづく