さて、国道を渡り、しばらく路地を行ったり来たり
勘を頼りにお店を発見
「水谷商店」
こちらは、桜海老や削り節や加工品などを扱うお店
工場の店先に色々と商品が陳列されている
お目当ての品は、「いわしの削り節」
一般的には、かつおの削り節ですが、ここ蒲原は、イワシの削り節がポピュラーのようです
ごはんにかけても
お出汁にしても
カレーやラーメン、うどんに入れても
香りがいいですね。大量に仕入れたくなります
蒲原では、色んな場所で、この削り節を購入することができますよ~
旧道に戻るとすぐに「旅籠 和泉屋」があります。
この建物は、天保年間の建物で、安政の大地震の時も倒壊しなかったという
現在は、お休み処として軽食やお茶などを頂けます!
店内には、土産物もあり、壁には藍染の五十三次の染物が飾られている
中には、急な階段があり二階へと通じています
ここを管理なさっているご婦人に色々とお話を伺う
二階にも上げさせてもらい、二階から目の前にある黒壁が印象的な本陣を見下ろす
こちらの本陣も今は、公開していなく表から鑑賞するのみです
二階には、竹細工や古い調度品、箪笥など飾ってあり、この建物と非常にマッチしており素敵な感じ
ここで、お土産を購入することに
「東海道五十三次の手ぬぐい」
これを見ると、まだまだ先は長いと感じます(^▽^;)
問屋場跡、高札場跡、御殿道跡を過ぎると、立派な洋館が現れる
「旧五十嵐歯科医院」
大正期以前に町家建築として建てられ、大正三年に歯科医院を開業した。
このとき町家を洋風に改築し、その後西側部分を増築、さらに昭和14~15年頃東側を増築
一体的な洋館として現在の形となる。
1階の部分は、居住スペース
大きな金庫やレトロな電話ボックス
庭には、井戸があり自動で二階へ汲み上げるポンプがついている
この小屋の造りが、四方具である(渡邉家の土蔵と同じ)
二階に上がると、診療室があり、昔の診療台が置いてあった
現在のもの根本的な造りは、変わらないものでした
ここには、待合室もあるんですが、一般の人とお偉方の待合室があって
天井の造りや欄間の細工や襖絵など細かい気配りのきいた待合室となっています。
また、本なども置いてあり現在の歯医者さんと一緒なんだなぁと改めて感じました
ここを昔のまま保存し、手入れをし、一般公開できるようになるまで
かなりのご苦労があったといいます。
そういう方々のご尽力があって現在、見学できることに感謝したいです。
細かく丁寧に説明していただき、またまた感謝です
普通にここで写真を撮りたくなりましたね
さて、お腹も空いてきて楽しみにしていたお店「よし川」へ
蒲原では、美味しいと評判のお店
注文したのは、桜海老のかき揚げとうな重のセット
まずは、桜海老がやってきました
天つゆと塩がありましたが、まずはそのまま
サクサクといい音がぁ!!!!桜海老の香ばしさが堪りません
塩でバクッと!!間違いないですね~~
天つゆでもうまいね~~
うな重きました
こちらのうな重は、トロッとした柔らかなタイプ
焼きの香ばしさは、感じませんがタレもしつこくなく食べやすい
あっという間に完食
セットで2500円なり
ランチメニューだと、もっとお安いメニューもあるので蒲原にお立ち寄りの際は是非!!
お腹も満たし、再び歩き始める
つづく…